ロックナットをすれば車両のホイール盗難被害を防げる?

日本国内でも多発している自動車へのいたずらや盗難の中でも、比較的多く発生しているのがアルミホイールの盗難であり、この犯罪は主にスポーツカーに装着されていることが多い、レイズやBBSなどの中古市場で高額取引される高額なアルミホイールが積極的に盗まれています。

もちろん、窃盗犯が一番悪いのは間違いないのですけど、一度盗まれてしまったアルミホイールが手元に帰ってくることは残念ながら殆どありませんので、普段から窃盗犯にに住まれないように自衛するしかないのが現状になっています。

仮に警察に被害届を出しても、窃盗犯が摘発されることは殆どなくて、警察も事務的な手続きをするだけで他には何もしてくれませんので、あとは盗まれたホイールを新しく購入するために、普段から車両保険に加入しておく位しか対応策がありません。

しかし、盗まれないようにするために、色々な防犯パーツも出てきていて、その中でもっともお手軽に防犯装置を装着できるであろう、ロックナットについてご説明したいと思います。

 

 

ロックナットでアルミホイールの盗難を防ぐことができるのか?

 

車のアルミホイール盗難を防ぐ為に、昔から使われているのがロックナットと呼ばれている、特殊な形をしたナットのことであり、このロックナットは専用の型がないとレンチだけでは取り外しができないようになっているのが特徴です。

例えば、普通のアルミホイールは4本のナットで車びブレーキローター付近に固定されてしますが、その際のナットを1本だけで良いので、特殊な形状のものにしておけば、そのナットは通常のレンチでは外せなくなるので防犯効果が高くなります。

実際、ロックナットをつけている車のアルミホイールを普通の人が、専用の型なしで外すのは大変難しくて、ディーラーなどに持ち込んでもロックナットをつけている場合、それを解除するための型をお願いしますと言われます。

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既存のナットを1本変更するだけで容易に外せなくなるロックナット、これでアルミホイールの盗難を防げるのかといえば、実は簡単には防ぐことができないので、窃盗犯のようなプロの犯罪者の前ではあまり意味がないことが多いのです。

本来、ロックナットを外すための型がなければ、ロックナットを外すことが出来ないため、それで安心して車を駐車場に止めていると、朝起きて通勤する前に見てみたら、ブロックの上に乗って亀のようになっていた・・・となりかねません。

 

 

なせ、窃盗団はロックナットを簡単に外すことができるのか?

 

専用のロックナットを被せてからでないと、レンチで外すことが出来ないロックナットについて、なぜ、簡単に窃盗団が外せるのかといえば、この窃盗団はロックナットを外すのではなくて壊すつもりでとり外すからです。

ロックナットであっても専用工具であれば、実は簡単に外せてしまいます。

通常、車両整備の際にロックナットを外す際は、それを壊すつもりで外すような整備工場やディーラーなどはないため、車両にロックナットが装着されている場合、必ずオーナーにロックナットの型をおねがしいますと声をかけるのですが、窃盗団はそのような必要はありません。

極端に言えば、アルミホイールさえ盗めば、あとは車がどうなっても良いので、窓ガラスを割ろうが、車を蹴飛ばそうが構わないのですが、それをすると音が発生して、アルミホイールを盗むといった目的を達成できないため、単に車をブロックやレンガの上においてアルミホイールを盗んでいるのです。

ロックナットについては、素人の犯行なら防げるとはいえ、悪質な窃盗団について防ぎようがありませんが、つけていないよりかはマシなので、型をなくさないよにして1つくらいはつけておいても損はないかと思います。


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