軽量フライホイールとメタルクラッチに交換するべき人

最近発売されている新車は殆どがオートマになってしまっているため、スポーツカー意外の車を購入している人の大半がオートマ前提になっていますし、最後までMT設定のみだったポルシェの911GT3ですら最近ではオートマになってしまっている現状です。

MTの車に乗っている人であれば、オートマは違ってクラッチペダルがありますので、最初は純正品のクラッチを利用していても、運転に慣れてくると次第に社外品の強化クラッチを利用したくなることが多く、その場合に出てくるのがメタルクラッチです。

メタルクラッチと言うのは、その名の通りメタルのクラッチであり、通常のノンアスのクラッチとは素材そのものが違いますので、メタルクラッチの場合は半クラッチと言った概念がなく、カツンとつながると言われていますが実際には半クラ操作は可能です。

 

 

目次

メタルクラッチを採用する場合は軽量フライホイールも同時に交換。

 

これまで色々なクラッチを使ってきましたが、一番特殊なクラッチの例がポルシェカレラGTのセラミック製のクラッチであり、とにかく重くて半永久的に交換しなくても使えるらしいのですが、この車は一般向けではないので考えなくても良いでしょう。

一般の人がクラッチを交換する場合、セラミック製のクラッチの選択はなく、メタルクラッチかノンアスの強化クラッチのどちらかを選ぶことになるでしょうから、そのどちらを購入すればよいかで悩むことになると思いますので判断する方法について・・。

メタルクラッチを採用したほうが良い場合、例外なくフライホイールも超軽量の3キロから4キロ位のフライホイールにしておいた方が本来の性能を発揮することが出来ますし、エンジンもプロショップでフルチューンしておいたほうが大変高い効果が出ます。

 

 

メタルクラッチと重たいフライホイールの組み合わせはお勧めしない。

 

フライホイールを重くする人は四輪ドリフト走行をしている人が圧倒的に多くて、通常のグリップ重視の走行をしている人の場合は、殆どの場合でフライホイールを軽量化したほうがレスポンスが良くなりますので、メタルクラッチと同時に交換をします。

フルチューンしたエンジンにメタルクラッチをつけて、重たい純正のフライホイールをつけても、レスポンスがかなり悪くなって、本来の性能が大幅に落ちてしまうようで、メタルクラッチは軽量フライホイールと併用して利用するのが個人的には良いですね。

メタルクラッチの欠点としては、アイドリングの安定感が極端に悪くなることであり、エアコンを付けるとそれが顕著になるのですが、実はそれはフライホイールを軽くしたことが原因ですから、安定感を得るのであればフライホイールを純正に戻します。

 

 

軽量フライホイールとメタルクラッチをお勧めする人。

 

軽量フライホイールとメタルクラッチをお勧めしたい人の場合、エンジンをフルチューンしているような人の場合であり、この場合は最高のパフォーマンスが出るようで、軽量フライホイールとメタルクラッチに交換した際に最もレスポンスが良くなりました。

ただし、アイドリングが安定しないくなることや、坂道発進が難しくなることもありますので、初心者の人にはお勧めできないことや、雨の日はホイルスピンしやすくなること、アクセス操作がシビアになることから、運転に慣れているでないと厳しいです。

初心者の人や運転技術に自信がないけど、クラッチを社外品の強化品に交換したい人であれば、断然ノンアスの強化クラッチを選択したほうが良くて、価格もメタルクラッチと軽量フライホイールよりも大幅に安くて扱いやすいので、こちらの方がお勧めです。


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