車をパワーアップさせるよりも良い車を購入する方がお得

ここ最近発売された新しい車を所有している人は車をパワーアップさせたいと考える人は少なくなってきていて、純正で売却をするまでの期間をより楽しく燃費良く乗ることを目的としている人が増えていますが、昭和末期から平成初期は全然違っていました。

現在の新しい車が以前のような改造をしたりする余地がなくなってきているとか、社外品パーツへの交換のメリットが薄れて来ている事情もあるのですけど、価格が高くなってきていることや車自体の性能が最初から高くなってきていることも事情にあります。

昭和末期から平成初期の車の場合、車が必要以上に重いとかパワー感やトルク感がないと言った状況である車も多くて特にスポーツカーに多かったのですが意図的にマフラーでパワーダウンさせている車もあるなど、それはパワーアップが流行っていたのです。

 

 

目次

昭和末期から平成初期の車をパワーアップさせる手順について。

 

パワーアップさせると言っても車によって大きく変わってくるんですけど、大排気量のターボ車の場合は、当時からマフラーの交換でパワーアップさせるのが定番であり、RX7やGT-R等はマフラーで意図的に自主規制内にパワーを抑えていたのは有名です。

最近は自主規制がなくなっていて、馬力も上限がなくなってきていますので、マフラーも純正の時からヌケが良くて出力に見合ったマフラーが取り付けられていますので、タービンの容量を増やすなどをしない限り最近の車ではマフラー交換はほぼ不要です。

それとは異なり自然吸気型のNA車の場合は、マフラーを単純に交換しても音がうるさくなるだけで実際にはパワーダウンしてしまうことも少なくなくて、マフラー交換をするのであればセットでエキマニも交換するのが定番中の定番になっていました。

 

 

エキマニとマフラーの交換を同時に行うとお金がかかるのがネック。

 

ただし、マフラーとエキゾーストマニホールドをセットで購入すると部品代だけで15万円から20万円位かかることや取付工賃も2万円くらいは必要になることから、多くの人がエキマニの交換を先に行い、余裕があればマフラーの交換も行っていました。

スポンサードリンク




エキマニとマフラーを適切な社外品に交換をするとそれだけで10馬力位上昇するロードスターのような車もあり、その理由は純正のエキマニの作りが大変よろしくない事が理由なのですが、ロードスターのマフラーは純正が最も完成度が高いのは意外でした。

他のライトウェイトスポーツ的なNA車の場合、例外なくエキゾーストマニホールドを交換すればそれだけで運転をしてもすぐに分かる位のパワーアップが体験できますので当時は多くの人が行っていたのですが、最近の車では殆ど意味がなくなっています。

 

 

ターボ車はタービン交換でもNA車のパワーアップは難しい。

 

ターボ車の場合は、同じCPUで制御できる範囲内であればタービンの容量をアップするとかブーストをアップするなどである程度は簡単にパワーアップができるのですが、本格的に行う場合はプロショップにてVPRO等でフルコンのセッティングが必要です。

NA車になるとエキマニの交換以外では簡単にパワーアップをする方法がなくて、エンジンオーバーホールで対応するしかない事が多く、手っ取り早い方法としてNOSを業界が広めようとしていたのですが、日本では殆ど広まることはありませんでした。

NA車の場合でエキマニ以外でパワーアップをさせたい場合、どうしてもエンジンそのものをパワーアップさせるしかなくて、それには多額の費用がかかりますので、その対応策としてポン付けターボが一時期流行ったのですが、実は結構お金がかかります。

 

 

パワーアップをさせるよりも最初から良い車を購入するのが基本。

 

結局のところ、車をパワーアップさせるにはお金がかかり必要になり、気がついたら100万円、200万円と車のパワーアップ代にお金を使っていることも少なくないため、最近では全く流行らなくなってきて、最初から良い車を買うのが一番になっています。

例えば、通常のシビックやインテグラを購入して、シビックタイプRやインテグラタイプRと同じくらいの性能にしようと思ったら、シビックタイプRやインテグラタイプRが2台程購入できる位の予算が必要になりますので、最初から良い車を買うのが基本。

現在、既に車を所有していて、これからパワーアップさせたいと思っている人がいれば、実際にパワーアップをさせる前に、今の車を一括査定などで売却をしてから、より高性能な車を買い直したほうが大幅にお得になる事が多いので、売却も検討します。


カーセンサー.net簡単ネット査定





【無料】最大17社の自動車保険を一括見積もり



スポンサードリンク