夏場のオーバーヒート対策ならラジエーターとホースを事前交換

夏場に発生する車のトラブルといえば、エアコンの故障と並んでオーバーヒートで車が動かなくなるトラブルになるんですが、エアコンの故障の場合はそれほど大した問題はなくて、単に車の中が暑くなるだけなんですけどオーバーヒートの場合は深刻です。

何しろ冷却不足で熱暴走に近い形で車が動かなくなる訳ですから、エンジン内のタペットやピストンリングなどが熱膨張で変形をしてしまうこともあり、それは直ぐには被害が発生するものではありませんが、次第に車の調子が悪くなってくるのが怖い所です。

ただし、オーバーヒートは事前対策をしっかりとしておけば普通は発生するものではありませんので、事前にプロショップなどで車両の点検整備をしておき、ラジエーターやホースを交換する時期だと判断すれば思い切って全て新品に交換するのがお勧めです。

 

 

目次

夏場のオーバーヒート対策ならラジエーターとホースを事前に交換。

 

私も10万キロ以上走行していて一度もラジエーターから液漏れが発生したり、オーバヒートになってしまったことがない車の液漏れが不安になってきたことがあり、その理由としてはラジエーターの色が変色してきていて何だか壊れそうだったからです。

それで、いつも整備をしているプロショップに相談をしたら流石に10万キロ以上走行しているので、ラジエーターもプラスチックが変色をしてきているし、ラジエーターのホースも硬化してきているので一式を全て新品に交換しても良いですねとのことでした。

オーバヒート対策の基本としては事前に完璧に対策をしておくことであり、ラジエーターキャップを強化品に交換したらホースも全て新品の強化品に交換することや、ラジエーターが液漏れをして壊れる前に新品に交換するなどで予期せぬトラブルを防ぎます。

 

 

車は壊れてから交換の考え方が多いのですが事前交換がお勧め。

 

外車の場合は、壊れてなくても指定されている年数が経過した部品は容赦なく交換してその度に多額の修理整備費用が発生することになるんですけど、それで故障率は低くなるし想定外のトラブルも発生しにくくなるのですが、国産車の場合は壊れてからです。

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別にオーバヒートに関わらないパーツであれば、壊れてからの交換でも良いはと思うんですが、オーバヒートに関わるラジエーター周りのパーツに関しては壊れてからの交換ではエンジンに重大なトラブルが発生するかもしれませんから事前交換ですね。

オーバヒートの原因としては、ラジエーターやホースからの液漏れが全てになりますので、オーバヒートが発生する前には必ず何処かから液漏れが発生しているはずですから、単にその液漏れを防ぐ予防対策として新品に部品を交換することになるのです。

 

 

ラジエーターの交換とホースの交換はそれほど高くありません。

 

いざラジエーターを事前に交換するとして、ネットで価格を調べてみると部品代だけで5万円とかそれくらいの金額になっている事が多くて、これにホースや工賃を加えるとかなり高い金額になってしまうのではないかと心配になってくるかもしれません。

ただ、ネットで車種名で調べて出てくるラジエーターは大抵がアルミ2層、アルミ3層の社外品のラジエーターですから、それらはサーキット用の高価なラジエーターなので、もっと価格が安い新品の純正か純正同等品のラジエーターで大丈夫なのです。

上手に純正品か純正品と同等のラジエーターを新品で購入して、ホースも新品で購入すれば部品代は2万円位になる車種も多いので、後は交換工賃とラジエーター液の代金くらいですから、合計でも4万円位でしょうからやはり事前交換がお勧めです。

 

 

いつ壊れるかの心配のまま乗るよりも事前交換が気分も楽です。

 

私も10万キロ以上全くラジエーターもホースも交換無しで乗ってきていましたが、流石にホースの硬化の心配やラジエーターのプラスチック部分の変色劣化により、いつ壊れるかとの不安のまま乗り続けるよりも、全て新品交換してより安心感が出ました。

オーバヒートが発生してしまうと、その車は将来的にエンジンの調子が悪くなり、ピストンリングが溶けてしまってオイル上がりになるなどの症状が出る可能性もないわけではないので、特に愛着がない車なら早めに一括査定で高く売却する方法もあります。


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