HONDA・NSXの中古車を購入する時の注意点と対処方法

ホンダが平成初期の頃に発売していて、当時、車両価格が1000万円を超えていたスポーツカーのNSXはホンダが威信をかけて開発をしたスポーツカーであり、発売から20年以上経過した現在でも現役の性能で中古価格も実に1000万円を超えている車です。

NSXの中古車の価格相場は近年上昇しており、特にNSX-Rと呼ばれているサーキット走行に特化した限定モデルの値上がりは顕著であり、2000万円、3000万円といったとんでもない価格に設定されている事も多く、玉数も少ないので普通の人は買えません。

通常のNSXであれば、中古車はそれなりに出回っていて、中古相場もNSXのように極端に高騰していることもないので、以前よりは値上がりしているとは言え、購入しようと思えば誰でも購入できますので、その時の注意点について知っておきましょう。

 

 

目次

HONDA・NSXの中古車を購入する時の注意点と対処方法。

 

最近ではホンダが新型のNSXを発売していますが、デザイン的にどうか?と感じる人も多いでしょうし、平成初期に発売されていたNSXの方がリトラクタブルでかっこいいとかMT仕様でコンパクトなボディなので良いと感じる人は中古でNSXを購入します。

そこでNSXの中古車を購入する際に注意しておくべきことは、必ず試乗を念入りに行うということであり、基本的に中古車を購入する場合は試乗が絶対的な条件になるのですが、NSXの場合は特にその点に注意をして試乗をしないといけない理由があります。

その理由というのは、足回りのアーム類等の主要パーツがアルミで設計されていることから、歪みが発生している中古車も多く、それゆえに見た目が綺麗でもまっすぐ走らない状況になってしまいますので、特に念入りな試乗をして固有の問題を確認します。

スポンサードリンク




 

 

中古で購入したNSXがまっすぐ走らない理由は足回りの歪みです。

 

通常、車が真っ直ぐ走らない原因はサスペンションのアライメント設定がずれてしまっている、タイヤがパンクしている、タイヤの空気圧がおかしいとかで、それらが原因であり、アライメント調整やタイヤの調整をすれば車はまっすぐに走るようになります。

しかし、NSXの中古車を購入する場合、見た目が綺麗なので、試乗を全くしていないで購入、試乗をしたけと車の挙動が確認できるような試乗をしていない場合は、実は足回りのアルミ製のアーム類が歪んでいてまっすぐ走らない事があるのがNSXなのです。

このアーム類の歪みが原因でNSXがまっすぐ走らないトラブルの対処方法は、NSXを扱えるプロショップに依頼をして、新品パーツに交換をするしかありませんので、相当な費用がかかることから、NSXの中古車を購入する時は試乗が本当に大事なのです。

 

 

NSXの中古車を購入時にはエンジンオーバーホールが大前提になる。

 

NSX等のホンダがが発売しているスポーツカーの特徴としては、エンジンを最初から限界まで突き詰めた精度で設計され組み立てられており、余裕が10%から20%位しか余っていないエンジンですから、10万キロ位の走行で急速に性能が落ちていきます。

特に限定モデルのNSX-Rのエンジンは余裕が殆どない状態であることが多いですから、NSXの中古車を購入する場合、エンジンのオーバーホールがされているのか?、オーバーホールをしたショップについての確認も行い、なければ追加費用が必要です。

NSXについては、リトラクタブルタイプが未だに強い人気がありますし、元々それほど売れていない車であること、更には海外でNSXの中古車の需要が高まっていることから今後も値上がりしていくでしょうから、欲しくなったら早めに購入がおすすめです。

NSXの中古車は普通にそのへんの新車よりも高額であり、NSX-Rの中古車になると1000万円を超える金額で取引がされていることも多いので、予算がなくてNSXの中古車が購入できない場合、カーセンサー等の一括査定で現在の車を高く売却します。


カーセンサー.net簡単ネット査定





【無料】最大17社の自動車保険を一括見積もり



スポンサードリンク