クラッチ交換する際にはカバーとフライホイールも同時交換?

車を長期間所有していると必ずクラッチの交換をすることになりますが、クラッチ交換というのはDIYで個人が気軽に行える車のメンテナンスではなく、プロの整備工場に依頼をしてクラッチ交換をするのが基本なので自分でこの作業をしないほうが無難です。

クラッチ交換は普通の車でも部品代込みで10万円位の費用がかかりますし、GT-R等のハイパワー的なスポーツカーの場合、クラッチ交換の費用は部品代を合わせると30万円位かかりますので、工賃が勿体無いと思う人も多いのですが高難易度の作業です。

なので、余程常識外の運転をしない限り頻繁に交換するパーツでもありませんし、1回のクラッチ交換の作業は費用がかなり高額になりますので、その際にはクラッチディスク、クラッチカバー、フライホイールの3点セットを同時に交換するとお得ですね。

 

 

目次

クラッチ交換する際にはカバーとフライホイールも同時交換?

 

クラッチを交換する際には、最低限クラッチディスクとクラッチカバーを同時交換するのが基本で、パーツ代が勿体無いからと言って、クラッチディスクのみを交換するのは大変よろしくありませんので、必ずこの2点はセットで新品のパーツに交換をします。

その際にクラッチと直結しているフライホイールの交換をどうするのか?、予算が許すのであれば新品に交換したほうが良いですし、社外品の軽量フライホイールの場合は3点セットで交換するのが基本になっていることが多いのですが純正品は異なります。

純正品のフライホイールは長期間に渡って使うように設計されていることが多くて、重くて頑丈に作られていますので、相当ラフな扱いをしても純正のノンアスクラッチを使っているなら焼きが入ることも殆どありませんが、社外品を使うなら交換対象ですね。

 

 

クラッチ周りを純正品で使うならフライホイールの交換は特に不要。

 

スポーツカーに乗っている人であれば、クラッチを強化品に交換している人も多くて、中にはメタルクラッチを選択している人もいるのですが、メタルクラッチの場合、基本的にクラッチディスク、カバー、フライホイールはセットで交換をするのが普通です。

ノンアスタイプの強化クラッチの場合、純正のフライホイールを使っているのであれば、フライホイールに焼きが入ってしまっていたり、変形して使えなくなることは殆どありませんので、カバーとディスクのセットだけを交換すれば良い感じですね。

ただ、クラッチ交換は安い工賃ではなく、結構大規模な車両整備になりますし、エンジンオイル交換のように頻繁に行う整備ではありませんから、軽量フライホイールに交換するのはありなんですが、車の挙動が相当変わりますのでその点は要注意ですね。

 

 

やはりお勧めは社外品の強化クラッチとフライホイールの同時交換。

 

フライホイールはクラッチ以上にパーツの影響力が大きいですから、純正品からクロモリ等の軽量品に交換すると車の挙動が全く異なりますが、フライホイールが軽量になるほどエンジンの吹け上がりが良くなるのですが、扱いが比例して難しくなります。

また、フライホイールを軽量化してもエンジンがハズレ駄目エンジンの場合、もたついて全然加速しないとか、ノーマル純正品よりも体感的に車の性能が落ちたと感じたり、正直初心者の人では普通の発進すら悪影響が出てしまいがちになることすらあります。

なので、クラッチ交換に合わせてフライホイールの交換をする場合、車の仕様と利用目的、運転者の技術に合わせたパーツ設定が基本ですが、予算に余裕があるならクラッチ交換の際にはカバー、ディスク、フライホイールの3点同時交換が一番良い選択です。

 

 

クラッチ交換をするには費用がかかるので売却をするのも検討ですね。

 

3点同時に全て交換するのが良いのは当然ですが、フライホイールに関しては交換なしでそのまま使ったほうが良いことも多いですし社外品の強化クラッチを使わずに純正パーツだけならフライホイール交換は不要なのでプロショップに相談をしてみましょう。

クラッチ交換の費用は工賃とパーツ代を合わせると10万円から30万円、セラミッククラッチを採用しているポルシェカレラGT等、車によっては100万円以上の予算が必要になることが多いので、クラッチ交換せずにそのまま車査定で高く売るのもありです。

思い入れがない車の場合、クラッチ交換をする前に車の一括査定サイトで高く売ったほうが良いですし、それで入手したお金で新しく車を購入したほうが効率が良い訳です。


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