車の運転をしていると、少なからず色々なトラブルに巻き込まれることがあるのですが、よくあるのが、どこかの縁石や壁に車をぶつけてしまって、その部分が凹んでしまったり、傷がついてしまって、見た目的にも板金修理をしないといけない状態です。
この場合、板金修理というのは結構なお金がかかるんですけど、多少の傷ならタッチペンで何とかなるとは言え、あからさまな凹み傷や破損については、そのような車に乗っていると普通の神経の人ではとてもではありませんが、恥ずかしくて運転出来ません。
また、あまりにボコボコの車に乗っていると、周囲からもあまり良くない目線で見られますから、普通の人は車をぶつけてしまったら、大抵は修理に出して板金を行ってから、ある程度きれいな状態に直してから車の運転を行うものなのです。
しかし、1パネルで5万円以上は確実な板金修理をやるのはお金が勿体無いので、自分でやればどうなんだろうと思い、塗装の仕上がりはどうでも良いので、まずは凹みを直したいと思い、フェンダーを外して自分でハンマーで叩いてみることにしました。
1パネルというのは、車の修理をする際の塗装を塗り直す単位であり、例えば、ドアに1箇所の傷があってもそれを修理するとドア1面を塗りなすのが普通ですから、ドア1枚の板金種類なら1パネル、フェンダー1枚なら1パネルといった感じです。
自宅で板金をするのは絶対に無理だと分かったと瞬間。
車から取り外したフェンダーを自宅に持ち帰ってみると、いざ車から外したこの部品が想像以上に大きいことが分かりますので、車の部品って外で見るとそれ程大きな部品に見えなくても、自宅に持ち帰ったらかなりの大きさになることが先ずわかります。
その後、新聞紙などを敷いて、凹んでしまったフェンダーの裏側からハンマーで思いっきり叩いてみたのですが、ガーンと凄まじい金属音がしてしまい、こんな音を出していたら防音マンションでも音が響いてしまうのではないかと思える状況になりました。
イメージ的には凹んだ車の部品は裏側からハンマーで叩いたら簡単に直るようなイメージがあるかもしれませんが、思いっきり叩いても殆ど凹みが戻ることはなくて凄まじい金属音がするだけなので、これは個人で板金種類するのは無理だなとこの時点で断念。
車をぶつけると簡単に凹んでしまうのは、重さが1トンを超える鉄の塊が質量の高いブロックなどにぶつかるからであり、素人がハンマーを持って叩いた所でどうにもならないことが分かりますので、板金作業は騒音が出ることや塗装の匂いなどの件もあり、やはり専門の修理工場で行わないとどうにもならないものであることが分かります。
結局中古のフェンダーを買ってから修理工場へ持ち込みました。
フェンダーが凹んでしまったので、塗装は適当でもせめて凹みくらいはもとに戻せるのかもしれないと思って初めた素人板金については、ハンマーでフェンダーを叩いた瞬間、それが無理であることを知ることとなり、結局はヤフーオークションで中古のフェンダーを買うことにしました。
ただ、ヤフーオークションで中古パーツを購入する際には、どうやら自作自演を行っている業者が居るらしくて、こちらが本気で入札をしようとしていると、次から次から同じような金額で入札をしてくることになり、かなりの割高でこうにゅうすることになりました。
急いでいたのと、同じ色のフェンダーだったので塗装代も節約できると思って買ったのは良かったのですが、この車の中古部品の自作自演で落札金額を釣り上げてくる輩は毎回のようにいますので、一定金額になったらそれ以上はもう入札をしない方が良い感じになります。
自分で、車のフェンダーの板金修理をやってみた感想は、絶対に無理の一言ですので、軽くハンマーで叩いたら凹みが戻るだろうといった甘い考えは持たずに、フェンダーを外すのもバンパーを外す作業が必要になりますし、時間も手間もかかりますので、それなら最初から修理工場に車を持ち込んだほうが余計な時間もお金もかかりません。