平成初期に発売された中古国産スポーツカーが人気の理由

昭和末期から平成初期にかけて丁度バブル時代だったこともあり、色々な国内自動車メーカーから魅力があるスポーツカーが沢山発売されていて、今では信じられない位のスポーツカーブームだった訳ですが、現在は殆が中古相場高騰中で新車よりも高額です。

トヨタのAE86トレノ、レビンもイニシャルDが人気になって以降、ドンドン中古車相場が値上がりしてしまって、以前からAE86トレノに乗っていた先輩は困惑をしていましたが、トヨタ2000GTは別格として、ハコスカやケンメリGT-Rは1000万以上です。

また、アメリカの25年問題により、25年以上古い車は排ガス規制から除外されることとなり、日産のR32GT-RとかホンダNSX-R等は中古車相場が凄まじい値上がりをしていて、既にフェラーリの中古車よりも相場が高騰をしているという異常な状態です。

 

 

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平成初期に発売された中古国産スポーツカーが人気の理由。

 

今の新車よりも20年以上型落ちした古い国産スポーツカーの中古車を購入するほうが予算が高くなる・・・、全ての中古スポーツカーがそうではありませんが、ちょっと異常な状態になっているのも事実で、中古車相場は年々高騰しているという状況です。

その理由に関しては、実際に自分で新しく発売された国産スポーツカーと平成初期に発売された型落ちのスポーツカーを運転してみれば分かりますが、最近のスポーツカーって規制が凄すぎて、運転しても静かで癖もなく、運転が全然面白くないんですよね。

静かでなんかスポーツカーを運転しているというよりも、高級セダンを運転している感じで癖もなく、誰が運転しても安定していて、更にはOBDのせいで、チューニングと呼ばれる自分好みのカスタマイズ自体が殆ど出来ないことから、面白くないのです。

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平成初期のスポーツカーを運転するとじゃじゃ馬で面白い。

 

それに引き換え、排ガス規制等が今と比べるとゆるゆるのバブル時代だった昭和末期から平成初期に掛けて発売された国産スポーツカーはデザインもそうなんですけど、車の性能自体に癖があって腕がないと簡単にホイルスピンするとか、ワクワクする車です。

また、OBDで制御されていないため、自分の好みに合わせて車のカスタマイズが容易になっており、VPRoやモーテック等のフルコンをつけてセッティングを出したり、エンジンフルチューンをしたり、エキマニやマフラーを交換して楽しむことも容易です。

今もう、排ガス規制が厳しくなったので、平成初期の頃のようなスポーツカーを発売することは出来なくなりましたり、当時憧れた子供も多い、リトラクタブルライト仕様のスポーツカーは今後二度と発売されることはないので、中古車を買うしかありません。

 

 

中古の国産スポーツカーを購入するなら早めに買ったほうが良い。

 

現在、新しく新車でロードスターNDを買ってみたけど、運転が面白くない、というか、実際に運転してみて機能性はたしかに高いのですが、面白くなかったと私は感じましたし、トヨタの86もなんか、セダンを運転しているような感覚でイマイチでした。

それとは引き換え、マツダのRX7とかホンダのNSX、日産のR32GT-R等は、独自のカスタマイズをしている車が多く、運転をすると癖がありすぎてワクワクする感じで運転を楽しめますから、多くの人がそう感じるから中古車相場が高騰している感じですね。

現在、NSXの中古車は1000万円から3000万円という、とんでもない価格になっていて殆どの人は興味があっても中古車の購入ができない状況ですし、RX7とかR34GT-Rの中古車も新車の価格よりも値上がりしているので、欲しいなら早めの購入がお勧め。

その理由はとても簡単で、状況的に考えて今後、国産スポーツカーの中古相場が下がるとは考えにくく、更には海外での需要が大きく増えてくることから益々値上がりをしてくでしょうから、今の車が楽しくないなら高く売却をして急いで買い替えるべきです。


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