20年以上型落ちの中古スポーツカーを購入する際の注意点

最近、昭和末期から平成初期に渡って発売された日本の国産スポーツカーの中古車が全体的に値上がりをしていて、トヨタ2000GT、ハコスカGT-R、ケンメリGT-R等は以前から別格扱いで1000万円から1億円前後の高額な価格帯で中古車が取引されています。

それで、現在はホンダのNSX-Rや日産のR32GT-R等が急激に値上がりをしていて、欲しくても高すぎて中古車が購入できないって人も沢山いるわけですが、その他のRX7やシルビア、AE86、シビックタイプR等もジワジワと値上がりをしている状況です。

ただ、今後、これらの20年以上の型落ちになっている、国産スポーツカーの中古車が値下がりをすることは考えられないのや、マツダのロードスターですら値上がりが始まっている状況ですから、どうしても欲しいスポーツカーがあるなら急いで購入ですね。

 

 

目次

20年以上型落ちの中古スポーツカーを購入する際の注意点。

 

フェラーリとかポルシェなどの極端に価格が高い海外自動車メーカーのスポーツカーであれば、20年落ちの中古車でも正規ディーラーで認定中古車として扱っていることも多く、ディーラーで購入しておけば費用はかかりますが、車検整備は全く無問題です。

しかし、国産中古スポーツカーの場合、流石に20年落ちになるとメーカーの認定中古車として扱われることは殆なく、大抵は中古車専門店で購入をしている人が大半ですし20年落ち以上の古いスポーツカーの場合、ディーラーでは整備が出来ないのも普通。

その理由としては、20年落ちになるとメーカーの純正部品の在庫が切れており、更には廃盤扱いになっている事も多いので、そうなるとメーカーで純正部品が入手できないことから整備ができないとなるので、プロショップに整備を依頼することになります。

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チューニングプロショップが中古国産スポーツカーに強い理由。

 

チューニングプロショップというのは、認可を受けた車両整備工場ではあるんですけど、他ではない高い技術を持っていて、特定の形式のスポーツカーの整備や改造に熟知しているショップのことで、ショップごとに得意な分野が異なっているのが特徴です。

まあ、メーカーのディーラーと全く同じ整備しか出来ない場合、当然ながらお客さんは割高に感じるプロショップに車を整備依頼する理由そのものが無くなりますから、プロショップは特定の車種やエンジンなどに特化して専門的な整備をしてくれます。

その為、20年落ちの古いスポーツカーの場合、廃盤になっているパーツが大半を締めていることも珍しくなく、その場合はワンオフと呼ばれる個別オーダーを受けて、純正品よりも性能が高いパーツを制作して整備をする為、中古スポーツカーに強いのです。

 

 

購入するなら早くしないと中古相場が何処まで高騰するか予測不能。

 

20年落ち以上の国産スポーツカーですが、以前まではタダ同然の価格で投げ売りされていたマツダのNA、NBロードスターも突然中古相場が高騰を始めていて、R34GT-RやRX7、NSX等は既に新車販売時の価格よりも現在の中古相場が高騰をしている状態。

なので、もうちょっと落ち着いたら20年落ちのスープラとかでも買って、フルチューンをしてサーキットでも行こうかなとか、NDはイマイチ面白くないので、リトラクタブルライト仕様のNAロードスターを購入してドライブをしようかなと思っている人。

そんな人がいたら、早めに購入しておかないと、今後、更に中古相場が上昇していくこと、状態が良い20年落ちの中古車は更に価格が高騰をしてNSXのように一般庶民が購入できなくなる恐れもありますので、今の車を売却してでも購入をした方が良いです。

もちろん、お金は有り余っているから、急いで中古車を買わなくても良いって人もいるでしょうから、そういった人なら問題ないでしょうけど、一台しか車を持ていないし予算もない場合、カーセンサー等に査定を出してなるべく高く早めに売却がお勧めです。


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