車に10円パンチのイタズラをされたら事故車になる?

つい先日、都内で車全体に10円玉で傷をつけると行った悪質な犯罪が行われていて、イタズラの領域を完全に超えている上に、犯人も警察に摘発されていましたが、この場合、犯人が逮捕されても損害賠償を請求できないことが殆どで、自腹での修理です。

その理由とては、この手の犯罪をする相手には支払能力が無いことが殆ですし、支払能力がある人が、他人の車に10円玉で怨恨でもあるような全体に傷をつけるような行為をすることはありませんので、相手が特定できても支払能力がない以上無理なのです。

別に相手に訴訟を起こすことも可能ですけど、仮に裁判で勝訴して全面的に賠償が認められたとしても、相手が支払う意志もなく、支払能力もない場合は、弁護士費用や裁判費用がかかるだけで終わってしまい、結局は自分の損害額が増えるだけで終わります。

 

 

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車に10円パンチのイタズラをされたら事故車になる?

 

自分の車が心無い相手にから、10円玉で全面に渡って傷をつけられている場合、板金塗装をすればなんとかなるのでは?と思うかもしれませんが、この場合の板金修理は事故車扱いになってしまう全面塗装及び板金になりますので、新車だったら堪りません。

この場合の対策方法としては、自動車保険で車両保険に加入しておく以外に、自己負担を防ぐ方法はなく、車両を保管中に10円玉でイタズラをされないガレージやセキュリティの高い駐車場に保管しておくなどの対策を事前に検討しておく必要があります。

新車でなくても、車両のボディ全面に10円玉で傷をつけられてしまうと、事故車扱いになってしまい査定額が下がるだけでなく、車両の全面塗装及び板金修理代金はかなりの高額な金額になってしまいますので、その後の対応で相当なメンタルダメージです。

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10円パンチ対策は車両保険に加入しておくのがお勧め。

 

なんの落ち度もないのに、心無い相手のイタズラで愛車に10円玉で凄まじい傷をつけられてしまったら、激怒するしか無いのですが、相手が特定できても修理代を請求するのは大変困難な状況になることが多いので、事前の車両保険への加入がお勧めです。

その際に古い車の場合でしたら、全損扱いになる全塗装の修理代が車両保険の支払限度額を超えてしまい、全損扱いになることもありますが、全て自腹で修理をする場合は、古い車であっても全塗装というのは、本当に修理代が高額になるので廃車も検討です。

同じ廃車にするにしても、保険会社から車両保険の保険料の支払いがあったほうが良い訳ですし、修理をして乗り続ける場合でも、自腹での修理ではなく保険会社から修理代を提供して頂いたほうがメンタル的に全然楽になりますので、最後の砦といった感じ。

 

 

エコノミー車両保険に加入できないなら自動車カバーもお勧め。

 

車両保険については、高額な一般車両保険ではなく、割安なエコノミー車両保険でも10円パンチやイタズラの類については、保険金が支払われますので何ら問題はありませんが、保険料が高くなるので困るとか、車両保険に加入できない場合もあります。

その場合の対策方法と手は、10円パンチの被害については、大抵が監視カメラがない自宅駐車場で発生していることから、犯罪者が狙わないように常に自動車カバーを付けて置く方法も有効で、後は立体駐車場などに車を移動させるって手段もあります。

自動車カバーつけてみると分かりますが、外すのが結構面倒になっており、それなりのお供しますし、わざわざ犯人がそこまで、目立つ行動をして他人の車に10円玉で傷をつける事は避けますから、普段から自動車カバーつけて対策をしておくのもありです。


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