軽量フライホイールのエンスト対策について

最近、あまり話題にならないのですが、スポーツカーではフライホイールを軽量化するとレスポンスが良くなりますので、大幅なエンジンチューニングをした場合、フルコンによるCPUのセッティング、合わせて軽量フライホイールに交換するのが普通です。

しかし、エンジンチューニング、VProを取り付けてプロのセッティングをした場合、100万円以上の予算が必要になるので、フライホイールだけを軽量化して、クラッチを合わせて強化するって人もいて、その場合でもある程度はレスポンスが向上します。

本来は軽量フライホイールはエンジンの性能を高めてから使うと効果が絶大なのですが、純正フライホイールは誰でも安定して走行を前提にしていますから、かなり重たく設計されていますので、それを軽量化すると、レスポンスが良くなるのは当然ですね。

 

 

目次

軽量フライホイールのエンスト対策について。

 

よく聞かれるんですけど、軽量フライホイールのエンスト対策について、何度もエンストをして困ってしまうって話なんですが、最初になれるまではエンストをするかもしれませんが、通常、軽量フライホイールにしてもエンストを繰り返す事はありません。

もし、何度もエンストをしてしまう状態になって困っている人を見ると、運転技術が足りてない人、無理やり軽量フライホイールに交換をしてしまい、車の仕様がおかしくなっている人に別れますので、どちらに該当するかを確認して対策をすれば大丈夫です。

私もフライホイールは3キロまでの軽量化はしたことがありますが、それ以上に軽量化をしたことはありませんので、マクラーレンF1みたいに1キロ位?、ついているのがおまけのようんなフライホイールを取り付けているのであれば、止めたほうが無難です。

スポンサードリンク




 

 

運転技術がなく毎回エンストしてしまう場合。

 

軽量の3キロのフライホイールでエンジンをフルチューンした車を友人に運転させて見たんですが、エンストをしてまともに運転が出来ないこと、発進の際には回転数が5000位まで上昇して、メタルクラッチが壊れそうな運転をしていたので無理でした。

これに関しては運転技術を高める以外に方法がありませんし、チューニングプロショップでも、よほど運転に自信がある人でもない限り、重さ5キロ以下のフライホイールを積極的に進めることはありませんので、交換の際は事前にプロに相談するべきです。

実際、軽量フライホイールに交換したけど、まともに運転できないので元に戻して欲しいって依頼もたまに来るらしく、よそのショップで何故?交換前に適切なフライホイールを提案しなかったのか?と社長はいつも嘆いていましたので、よく相談しましょう。

 

 

車のエンジンが外れの場合はフライホイール交換は駄目?

 

運転技術は問題がないのに、フライホイールを軽量化した後、エンストをしてしまう場合ですが、これはエンジンが外れエンジンであり、フライホイールを軽量化したことによって、アイドリングが不安定にいなってしまい、頻繁にエンストが発生する状態。

対策方法としては、エアコンを使わないって方法もありますが、坂道などではいつエンストをするかわからない、発進の際には回転数をかなり高めにして運転をしないと不安になる等、そのままでは支障がでますので、フライホイールを元に戻すのがお勧め。

そもそもですが、フライホイールの軽量化はエンジンの性能アップに合わせて行えば最大の効果が得られるものであり、何をやっても駄目な外れエンジンだった場合、純正フライホイールよりも軽くすると、もたつきや息切れのような状態になる事があります。

外れエンジンを搭載したスポーツカーについて、何度もフルエンジンチューンをした人を知っていますが、プロがフルコンで設定を出しても、エンジン内部に特殊なコーティングをしてプロが組み上げても、何をやっても駄目だったので、買い換えが基本です。


カーセンサー.net簡単ネット査定





【無料】最大17社の自動車保険を一括見積もり



スポンサードリンク