車を構成している部品やパーツはそれこそ沢山ありますけど、その中でも車のバッテリーはかなり重要な消耗品パーツになっていて、これが使えなくなると、車のエンジンをかけること自体が出来なくなってしまいますので、普段から管理が必要になります。
バッテリーの管理については、特別なことをする必要はなくて、単に普段から適度に車を使っていれば、勝手にエンジンがかかっている際に発電機のオルターネーターから充電され続けますので、普通の人は何もしなくても大丈夫です。
ただし、車の電装系のスイッチを入れたままにして長時間離れてしまうと、それでバッテリーがあがってしまい、出先などでエンジンがかからなくなることもあるため、念のため遠出をするような人であれば、普段からエンジンスターターをトランクに入れておくと便利です。
最近ではエンジンスターターの電源からスマートフォンなどにUSB接続で充電できるのも当たり前になっていますので、何かった場合に便利なエンジンスターターがトランクにあるともしもの際に安心感がありますね。
車のバッテリーが使えなくなる理由は基本的に2つあります。
普通に車を使っている人であれば、それでバッテリーが使えなくなった場合、大抵は寿命であり交換時期になる訳なのですが、普段全く車を使わずに長期間放置している人の場合、単純にバッテリーの容量が少なくなっているだけの場合があります。
その場合は、バッテリーに充電器を接続してから、換気ができるような場所で4時間から8時間位充電しておけば後は勝手にフル充電ができることになりますし、万が一バッテリーが寿命の場合は充電器で充電ができなくなるので、それで判断することが可能になります。
その為、バッテリーが使えなくなった場合、バッテリーを交換するのか充電するのかで対応策が変わってくるのですけど、普通の人はテスターなどを持っていないでしょうし、充電器も中々持っている人はいないので、素人では分かりにくいのです。
バッテリーが壊れているのか単に容量が減っているのかについては、素人では判断できないし、確認する道具も持っていない場合、ソニー損保などの無料ロードサービスに依頼をすれば、その指定の場所まで来てくれますので、遠慮なく連絡しましょう。
ロードサービスが来れば、車のバッテリー容量等を確認してくれますから、後はバッテリーを交換したほうが良いのか、充電をすればよいのかの判断をしてくれて、バッテリーの充電で回復できる場合は、そのまま数時間程度その辺を走っていれば、バッテリーは回復をしていきます。
バッテリー交換をする場合は新品と再生品のどちらを買えばよいのか?
では、バッテリーを交換しないといけなくなった場合、当然普通の人はオートバックスやネット通販で新品のバッテリーを購入することになるのでしょうけど、ネットで検索をしていると、あまり聞いたことが無い再生品バッテリーをよく見かけるようになりました。
この、再生品バッテリーというのは、新品のバッテリーよりも価格が安くて容量が大きいことが多く、それで快適性と安さをアピールしているバッテリーが多いのですが、実際に新品のバッテリーと再生品のバッテリーはどう違うのでしょうか?
新品のバッテリーというのは、その名の通り、工場で新品で作られたバッテリーであり、そのまま新品として流通しているので特に問題はないのですけど、あまりに製造年月日が古いバッテリーの場合は避けておいたほうが良いことが多いです。
その他については、やはり新品のバッテリーになりますので、特別な問題や不具合が出ることもなくて、後は普通に交換をすればよいだけなのですが、再生品バッテリーというのは、その名の通り、使えなくなったバッテリーを再生して利用できるようにしたリビルド品になっていますので、早い話が中古部品ろリストアしたバッテリーです。
その為、販売価格が新品のバッテリーよりも安くできるわけなのですが、この再生品バッテリーについては、本当に利用利しても大丈夫なのでしょうか?
再生品バッテリーについては信頼できる販売店のものなら大丈夫です。
この、再生品バッテリーというのは、それを再生する業者によって品質管理が全く異なるため、全ての再生品バッテリーが問題ありませんとは言えない事情がありますし、販売している業者によってはあまり良くないものがあるのはどの業界も同じです。
ですから、絶対的な信頼性や安心感が欲しいのであれば、当然新品のバッテリーを買えば間違いないわけで、そうでなくて安くても良いのでしっかりしているバッテリーが欲しい場合は、信頼できる再生品バッテリーを扱っている業者から買うことになります。
一般的に、新品のバッテリーを購入した際には古いバッテリーの処分に困ることがよくあるのですけど、再生品バッテリーを購入した場合、古くなって使えないバッテリーをその場で引き取ってくれるような業者も多いので、それを考えると一度利用しても良いかもしれません。
ただ、最近ではネットの評判などもあるため、あからさまに問題がある再生バッテリーを扱う業者はあまりいないでしょうし、万が一初期不良があれば大抵は対応してくれると思いますから、一度、購入してから判断するのもよいかと思います。