エアコンが不安定になる軽量フライホイール

車のパーツを交換する際に、お手軽にエンジンレスポンスを向上させる軽量フライホイールへの交換は結構有名で、クラッチを交換する際に合わせて同時に交換をすれば、工賃が大幅に安くなりますから、クラッチ交換と同時にフライホイール交換が多いです。

ただ、この軽量フライホイールへの交換ですが、エンジン性能が良い場合、いわゆるアタリエンジンの場合は効果が高くなるんですが、ハズレエンジンの場合、効果が全く無い訳ではありませんが、デメリットの方が多くなる事もあり、注意が必要なのです。

軽量フライホイールの最大のデメリットはエアコンが不安定になる、いわゆるアイドリングが不安定になることであり、これはフライホイールが軽ければ軽いほど、そのような状態になってしまいますから、実は軽量化をすればする程良いものでもありません。

 

 

エアコンが不安定になる軽量フライホイール。

 

実際に3キロ前後のフライホイールを車に取り付けて、シングルの強化レース用メタルクラッチを取り付けていたことがあるんですが、兎に角、エンジンブレーキの効きが凄まじく、フルチューニングしたエンジンだったのでレスポンスが凄まじい状態でした。

なので、運転をする際には快適で、特に高速道路の運転はらくらくですし、峠道の下りもエンジンブレーキが効きまくるので、らくらくだったんですが、唯一、街乗りの運転が最悪になっていて、六本木などの坂道が多い場所等では運転がかなり大変でした。

他にも東京には急勾配の駐車場なども多く、しかもそこで大渋滞が発生するのが当たり前なので、後ろの車はオートマが多いですから、ピッタリと車を寄せてきますし全然前に進まないし、エアコンを付けると坂道発進が超シビアになるので街乗りは駄目です。

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夏場のドライブは車のエアコンをフル稼働。

 

日本の夏は兎に角、暑いですし、更には車の運転中にはエンジンという強烈に熱を発するパーツがある以上、それが車体を伝わってどんどん車内の温度が上昇していきますから、夏場に車の運転をする人は、エアコンをフル稼働させるのが基本になっています。

エアコンを稼働させずに日本の夏場で車を運転していると、運転中に熱中症で死んでしまうことすらありますので、無理をしてエアコンを付けずに運転するのはお勧めが出来ないのですが軽量フライホイールに交換している場合、エアコンが不安定になります。

特に渋滞時の坂道の場合、軽量フライホイール&強化メタルクラッチに交換している車だと、エアコンを最強にして稼働させたままだと、アイドリングが本当に不安定になりますので、其の際にはエアコンを切った状態にして、アイドリングを安定させます。

 

 

良心的なプロショップなら軽量フライホイールはお勧めしない?

 

以前、私が運転初心者だった時にスポーツカーを購入したので、エキマニを交換したので、クラッチを純正品から強化ノンアスクラッチに交換しようとして、整備工場に行ってメカニックに相談をしたことがあったんですが、その時は駄目と言われました。

その理由としては、クラッチをノンアス強化クラッチに交換するくらいなら初心者でも問題ありませんが、フライホイールをその時は5キロ位だったと思うんですが、軽量フライホイールに交換すると、運転が難しくなるので、やめた方が良いですとの回答。

軽量フライホイールの交換をすると、パーツ代で6万円以上、工賃でも4万円前後の売上になるので、ショップとしては美味しい仕事なんでしょうけど、軽量フライホイールの事を知らない人にそのようなパーツ交換をする場合、簡単には受けない仕事です。


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