先日くらいから、北海道のサーキットなのか広めの駐車場なのか?、現地を知らないので詳しい場所は分からないのですが、11歳の女の子が運転するゴーカートが暴走してしまい観客席に突撃してしまい、数名の子供が重体、2歳の男の子が死亡したそうです。
報道では、ゴーカートが事故を起こしたとされていたのですが、時速40キロ出ている時点で、遊園地にあるような、ゴーカートではなく、本格的なレース用のレーシングカートではないかと思われます。事故の詳細の映像が全く出てないのですが、多分そう。
今回は、車のイベントで小学生位の子供たちにゴーカートを実際に運転してもらって、企業向けのアピールをするイベントを開催したらしいのですが、このイベント内容があまりにガサツというか、エスケープゾーン等もなく、三角コーンで対応していたとか?
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11歳が運転するレーシングカートが暴走?死亡事故。
報道を見ていて、信じられなかったのが、最低限度の訓練もしていない11歳の女の子に時速40キロも出るようなレーシングカートを、狭い場所で運転させていたことも驚きですけど、観客席とコース場の間に設置する、安全対策が殆、無かったことです。
レーシングカートって友人が持っていて、よくサーキットで走ってましたけど、車高が異常に低くて加速も早く、ステアリングも重たいですし、スピードも40キロ以上出るのであれば、そんな危険な乗り物を、なにの知識もない小学生に運転させるとは?
安全対策として、三角コーンを設置していたらしいのですが、そんなものは意味がなく、技術も経験もない小学生が運転しているレーシングカートがコースアウトをした場合、どうなるか?位わかりそうなものなんですけど、全く予想されていなかった?
なぜ?報道ではゴーカートと報道されているのか?
この事件、11歳の女の子が運転するゴーカートが暴走して、客席に突撃してしまい、けが人が出たばかりか、2歳の男の子が死亡するというショッキングな事件なので、色々なメディアが報道を繰り返しているようです。気になるのが、ゴーカートという表現。
どうみても、レース用のレーシングカートとしか思えない、本来は訓練を受けていない小学生に運転させてはいけない乗り物を、いきなり運転させていて、その際に11歳の女の子がパニックになり、アクセルを全開に踏んだまま、客席に突撃してしまってます。
レーシングカートは小学生でも裕福な家庭の子供は運転している事も多く、それで、宣伝を兼ねて多くの小学生に体験をさせてPRをしようとしたのかもしれませんけど、あまりに無謀というか、こんなイベントを企画した時点で、こうなるのは確定ですよね。
無免許の11歳の女の子が運転して逮捕されないの?
今回の事故の一番の問題点は、運転していたのが11歳の女の子で、死亡したのが2歳の男の子であるという点です。それで、なぜ?11歳の女の子がレーシングカートを運転して、無免許運転で逮捕されないの?って話ですけど、公道でなければ免許は不要です。
日本の運転免許証自体が公道で自動車やバイクを運転する為の免許であり、サーキット等の完全に公道と隔離された場所であれば、小学生でも、仮に幼稚園であっても車を運転して問題はありません。ただ、完全に分離されていることが条件ってのがポイント。
稀に、無免許でスーパー等の駐車場で運転の練習をしている人がいて、公道で無いから問題ないって言ってますけど、このケースは基本的に駄目です。スーパーの駐車場と公道は繋がっているので、無免許運転はしてはいけないってのが警察の主張になります。
今回は11歳の女の子が運転していたこと、恐らくはイベントなので、流石に完全に公道とは隔離された場所でレーシングカートを運転していた?のであれば、無免許運転は問題ありませんし、責任問題もサーキットで事故に巻き込まれたら自己責任になるのか?
契約書を確認しないと分かりませんけど、イベントの運営会社に問題がなかったのか?、その辺を警察が捜査するような流れになると思います。11歳の女の子については、もはや精神状態が普通ではないでしょうから、病院での対応になるでしょうね。