当て逃げされたらエコノミー車両保険では意味がない

ゴールデンウィーク等の大型連休の際には、遠方に車で出かける人も沢山いますので、それに合わせて出先の駐車場に車を止めて、色々な場所で楽しんでから車に戻ってみると・・、何と車のドアが凹んでいるとかフェンダーに傷が付いている場合があります。

いわゆる、当て逃げと呼ばれている状態であり、それを見た人は殆どの人が激怒するか落胆をしてしまう訳になるんですけど、連休中に出先で車が当て逃げ被害に遭遇してしまったら、それの処理で多大なる時間が取られてしまい最悪な気分になります。

当て逃げ被害にあったら普通はその場で警察に電話をする訳ですが、これが結構面倒であり、出先の遠方で当て逃げ被害にあったことのある人なら時間もないし面倒なので警察を呼ぶのをやめようかとすら思うんですけど、警察を呼ばないと保険金が出ません。

 

 

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軽度の当て逃げであれば警察を呼ばないほうが良い?

 

私の場合は、出先でドアパンチをされてしまって、正直それを見てかなりイライラしたんですけど、当て逃げの犯人はもうその場にいないし、警察を呼んで調書をとっても時間が勿体無いので、そのまま何もせずにイライラしながらその場を後にしました。

ただし、この解決方法では保険会社に連絡をしても警察を呼んでいないため、車両保険に加入していても保険金は出ないんですけど、ちょっとえくぼがついている位のドアパンチでしたら車両保険を使うのは勿体無いので、結局泣き寝入りになります。

当て逃げでもドアパンチ位ならまだ許せるかもしれませんけど、車の片側全面に凹み傷をつけて逃走するような当て逃げ犯人もいますから、その場合は必ず警察に電話をしてから事故の調書を取っておかないと保険金が一切でないので要注意です。

基本的には当て逃げ被害にあったら、最初に保険会社に電話をしておきましょう。

 

 

相手が分からない当て逃げではエコノミー車両保険は意味がない。

 

当て逃げの被害に遭遇した場合、その殆どのケースで、加害者が既に逃走している事が多くて、駐車場を管理している監視カメラなどがあれば、そちらで相手が特定できると思っている人も多いんですが、残念ながら監視カメラに過度な期待は無意味です。

殆どの監視カメラの特徴としては、ナンバーを記録するのではなくて、駐車場で何が起こっているのかを記録するために設置されていることが多く、肝心のナンバーははっきり映っていない為、お金をかけて映像を調べても結果が出ないことが多いのです。

その為、当て逃げ被害にあったら相手がいないわけですから、自分の車両保険を使って車を直さないといけなくなることが多くて、その場合に一般車両保険であればよいのですが、エコノミー車両保険の場合は、実は保険が適用されないので要注意です。

エコノミー車両保険の特徴としては、保険料が安くなる代わりに、自損事故と相手が分からない交通事故、いわゆる当て逃げ被害に対応していませんので、相手が分からないことが多い当て逃げ事件の場合は、全く役に立たない事を憶えておくと便利です。

 

 

当て逃げ対策前提なら必ず一般車両保険に加入しておきましょう。

 

私の友人もコインパーキングに車を止めていたら、片側3面、フロントフェンダー、ドア、リアフェンダー全てに相当な引っかき傷をつけられてしまった被害に遭遇したことあり、相手の車は逃亡していないし、監視カメラも全く役に立ちませんでした。

友人は一般車両保険に加入していたので、保険を使って高額な車の修理代を納得出来ないままでも払っていたわけですが、これがエコノミー車両保険の場合は、全て自腹になりますので、多分、納得できないどころの騒ぎではなくなります。

大型連休などで遠方に出かけた際にも、ペーパードライバーな人が沢山いるわけですし、大勢の人達が大移動をするわけですから、駐車場でも何が起こるかわからないことを考えると、一般車両保険に加入しておくのが一番安心だといえます。


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