普通にオートマの車を運転している人や街乗りをしている人なら全く関係の無い話になるんですけど、MTの車、特にスポーツカーに乗っている人であれば、エンジンブローの経験をしたことがある人もいらっしゃると思いますが、5回以上は流石に珍しい?
私の友人で、5回以上のエンジンブローを経験していて、その度にエンジンを下ろしてオーバーホールして組み直していた人がいたんですけど、普通にそこまでの頻度でエンジンが壊れることはありませんから、オーバーレブで回し過ぎたのかもしれませんね。
MTの車の場合はオートマとは違って自分でギアを選択した状態でエンジンの回転数を調整することが出来ますから、低いギアに設定してアクセルをぶん回せば、あっという間にレッドゾーンに突入しますから、それでエンジンが壊れてしまうこともあります。
普通は、多少レッドゾーンにメータが入ったからと言って壊れることはないんですけど、スポーツカーの場合、限界走行をしている事が多いですから、ついつい回しすぎてしまうとか、シフトチェンジが下手な場合は、エンジンがブローしてしまいます。
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車のエンジンがブローした場合は載せ替えかオーバーホール?
通常、車のエンジンがブローした場合は、確実にエンジンが壊れているので、エンジンからガラガラと異音がしたり、エンジンが掛からなかったりしますから、通常の原因不明の不具合とは異なり、明確に壊れている箇所が分かっているのが特徴です。
その場合の対処方法としては、(1)車を廃車にする、(2)エンジンを載せ替える、(3)エンジンをオーバーホールで修理するの3つの方法で対応する人が多いんですけど、私の友人は毎回エンジンをオーバーホールして修理していた感じですね。
この、ブローしたエンジンを修理する場合は、エンジンがどのような損傷を受けているのか分からないこともあり、下ろしてみないと分からないけど、確実に結構な修理費用がかかる状態になっていますから、お金にかなり余裕が無いと出来ない方法です。
結構多いのが、中古エンジンを探してきて載せ替えると、一番安くブローの修理ができますから予算次第ではその方法選ぶ人も多いんですけど、中古エンジンの場合は当たりハズレがあることや載せてみないと分からないので、拘っている人は選びません。
車のエンジンがブローしたら最適な修理方法は予算次第です。
私の友人のエンジンはプロショップによるフルチューン仕様のVProフルコン仕様になっていましたので、そのエンジンに愛着があるらしく、毎回エンジンを下ろしてブローしたエンジンを専門ショップで組み直してから修理していました。
友人の場合は、予算が豊富にある人でしたので、短期間でエンジンが5回以上もブローしても毎回、オーバーホールで修理をしていたんですが、この方法は専門のプロショップでも下ろしてエンジンを開けてみないと正確な見積もりを出すことが出来ません。
その為、ブロックやヘッド、クランクシャフトの交換まで入っている場合は、修理に時間とお金がかなり掛かることになりますので、その間は車に乗れなくなる都合上、代車を提供してくれる専門店に依頼をしないと長期間に渡って車に乗れなくなります。
中古エンジンに載せ替えかエンジンオーバーホールでの修理ですね。
私の友人の場合、大凡、エンジンブローする度に、毎回1ヶ月位専門店に車を修理に預けていましたので、その間に車がなくなって困る人であれば、時間がかかってお金もかかるオーバーホールでの修理方法はあまりお勧めできませんし、中古交換が早いです。
余程のアタリエンジンの車であるとか、ボアアップをして特注のピストンやチタン製コンロッドを使っているチューニングエンジンでない場合は、予算次第で中古エンジンに載せ替えるか、思い切ってメーカーの新品エンジンに載せ替えですが・・・。
新品エンジンに載せ替えるのであれば、オーバーホールした方がまだ安くなる場合もありますから、どうしても予算が捻出できない人は一括査定や廃車買取での売却を検討して、修理する予算がある人はオーバーホールと中古エンジン載せ替えがお薦めですね。