修理代が高くなる車は車両保険に加入しておく理由と過失割合

車に乗っていると、運転技術が高い人であっても交通事故に巻き込まれてしまう事もありますし、その際には不可抗力で回避が出来ないことも少なくなくて、自損事故ならともかく、相手の車がいる交通事故の場合は過失割合と言うものが必ず発生します。

過失割合と言うのは、簡単に言えば車が動いていたかで割合が決まることが多くて、唯一の例外はセンターラインオーバーと信号無視などをした場合なのですが、この両者はどちらも悪質な道路交通法違反になりますので、どのような主張をしても通りません。

ただ、お互いの車が道路交通法違反を守って運転している際に、接触事故を起こしてしまった場合などは相手がぶつかってきて何の落ち度がない場合でも過失割合が0になることはありませんので、大抵は1割か2割位の負担をしないといけなくなる仕組みです。

 

 

目次

修理代が高くなる車は車両保険に加入しておく理由と過失割合。

 

交通事故 に巻き込まれた場合、過失割合が発生しますので、信号待ちなどで完全に停車している時に追突されるとか、相手が道路交通法違反をして衝突をした場合を除き、納得できない状態でも自分の車の修理代を1割か2割位は負担しないといけなくなります。

納得できない人が大半を占めていて、何も落ち度がなくていきなり衝突をしてきた相手が全面的に悪いのに、修理代を全額負担するのではなくて8割、9割しか出せませんと言われたら頭にくる人が殆どなのですが、過失割合についてはどうにもなりません。

過失割合の事を考えて保険会社が提供している保険サービスの中にエコノミー車両保険という、一般の車両保険よりも保険料が大幅に安くなっている保険がありますから、過失割合が発生した際に備えてエコノミー車両保険でも良いので加入しておくべきです。

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アルミやカーボンファイバーを採用している車の修理代は高い。

 

古い20年落ちのシビックなどでもクルマの中古車価格に関係なく、クルマの板金修理というのはパネル単位で殆ど変わらない修理代が必要になるのですが、最近多くなっているボディーがアルミやカーボンファイバーで作られた車は修理代が高額になります。

その理由は、アルミやカーボンファイバーの車が交通事故を起こした場合、板金修理をするのではなくて、部品ごと全て新品に交換する方法で修理をするからであり、想像以上に修理代が高くなることがありますので、車両保険に加入していないと大変です。

以前でしたら、アルミの車はホンダのNSXとかカーボンファイバーはフェラーリやポルシェ等の高額なスポーツカーでしか採用されていなかったのですが、最近ではプリウス等の一般的な車でもアルミボディを採用しておき修理代が高額になる傾向にあります。

 

 

ブツケられた被害者なのに修理代を40万円以上も負担するレクサス。

 

実際にレクサスを所有していて、交差点で前方不注意の車に衝突をされた人がいたんですが、修理代は普通に200万円を超えており、交差点の事故ですからお互いが雨後ていたため、過失割合が発生してしまっていて過失割合2割で事故の処理がされました。

その為、修理代は200万円を超える金額になっている状態で自己負担が40万円を超える金額になっているので納得が出来ない状態だったんですが、運悪く車両保険には加入しておらず、エコノミー車両保険でも入っていればよかったと後悔をしていました。

自分の運転に自信がありレクサスもうまく運転ができる人であっても、交差点で前方不注意でぶつかってくる相手を100%回避することは出来ませんので、修理代が高くなりそうな車を所有している場合は、必ず車両保険に加入して過失割合を回避しましょう。

車同士の衝突事故により、自分が被害者になった場合であっても車両保険を使うと、等級すえおき事故扱いにはならずに等級は下がり、翌年以降の保険料が値上がりしてしまうことになるのですが、過失割合でイライラするよりかは遥かに精神的に良いです。


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