最近大変多くなっている車の盗難から愛車を守るためには、保管場所をシャッターの付いたガレージ内で保管することであり、例えば都心にある有名なタワーマンション等では、地下に複数のセキュリティーを設置した駐車場で保管していて盗難はされません。
それでも絶対に盗難がされないとは言えませんが、セキュリティーゲートが3箇所ほどある地下駐車場に侵入するだけでも困難で、人通りも大変多いタワーマンションを積極的に狙う窃盗団はおらず、セキュリティーが甘い保管場所を狙うのが通説ですね。
しかし、どのようなセキュリティーが設定されている駐車場であっても、そこに保管しておく時は安全かもしれませんが、車は出かけるために利用する道具ですので、出先の駐車場で保管する場合は、他にも盗難対策をしておかないと全く意味が無くなります。
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愛車の盗難対策は専門店でクリフォードをカスタマイズ取り付け。
クルマの盗難対策をする場合、素人の車上荒らし対策でしたらホーネットやクリフォード等の市販のセキュリティー装置を購入して、自分で取り付けるかその辺の車両整備工場に依頼をすれば取り付け自体は難しくなくて、車上荒らしの対策も十分可能です。
車上荒らしではなくて本格的なプロの窃盗団に車そのものを狙われてしまった場合はそう簡単な話ではなくなり、単にカーセキュリティーを取り付ければ対策ができる訳ではなく、本格的なオリジナルのチューニングを施す必要が出てくる場合があります。
その理由としては、車両そのものを窃盗しているプロの窃盗団というのは純正のイモビライザーもかんたんに解除して、わずか数秒でドアのロックを解除して純正のセキュリティーを解除してエンジンをかける技術を持っている為でありプロの整備士なのです。
プロの整備士が窃盗団をやっている以上はその対策が重要になります。
単にセキュリティーを取り付けただけでは、プロの整備士は何処の電子回路の配線があるかも熟知していますので、簡単に電力をカットしてしまい、カーセキュリティーの警報装置が動作するのを防ぐ事も容易であり、更には事前にトラップを仕掛けます。
その手口としては、下見をして盗む予定の車を見つけ次第、カーセキュリティーがついているのを確認すると、何度も深夜にカーセキュリティーが作動するような行為を行い、所有者が近所迷惑を懸念して意図的にカーセキュリティーを停止させる手口です。
カーセキュリティーが動作しないように設定していると、当然ですが警告は動作しませんので、後は窃盗団が予定通りに現地にやってきて車を盗めばよいので、カーセキュリティーが作動しない場合は1分もかからない状態で車を盗むことが出来るわけです。
プロの専門店がクリフォードをチューニングした場合は安心感がある。
クリフォードを独自にカスタマイズして取り付けを行う専門ショップが取り付けを行った場合、絶対に誤作動しないと言った安心感がありますので、万が一深夜の時間にカーセキュリティーが動作をしているが分かると、窃盗団が狙っている事が分かります。
クリフォードを独自にカスタマイズして取り付け場合は、ダミーの配線なども使いますし、本来の車の設計とは異なる方法で取り付けを行うことも多く、クルマの専門知識があったとしても容易にセキュリティーの解除が出来ない為、盗まれにくくなります。
プロの専門店がクリフォードを取り付けた場合、費用は30万円位かかることもあるのですが、それぐらいの費用を使っても車が盗まれないと言った安心感は絶対的な物がありますし、誤作動もしないですから、窃盗団が大変盗みにくい車になるといえますね。
カスタマイズしたクリフォードの欠点は盗まれないことの修理代。
ランドクルーザーに独自のカスタマイズしたクリフォードを取り付けた車両が窃盗団に狙われたことがあったのですが、セキュリティーを解除することが出来ず大音量で警告音がなるので窃盗団が何度も諦めた実績があるんですけど、一つだけ問題があります。
それは確かにクリフォードをカスタマイズして取り付けれれば、車そのものは大変盗まれにくくなるんですが、窃盗団が車を盗もうとする際のドアや鍵穴、ドアなどの破損の修理代はどうしても発生することであり、こればかりは自己負担になってしまいます。