大凡で走行距離が10万キロを超えた車であれば、廃車にするかその後も継続して所有するかを判断することになるのですが、普通の車はともかくスポーツカーの場合は、10万キロを超えてもそのまま所有する人が多くて、今でも多くの名車を見かけます。
昭和の末期から平成初期頃に発売されたスポーツカーには、今でも名車と呼ばれている車が大変多くて、走行距離も10万キロ、20万キロを超えている車も少なくなくなってきていますので、そうなるといつかはエンジンオーバーホールをすることになります。
私も自分の車のエンジンオーバーホールを行いましたが、プロショップのメカニックの話では、このエンジンなら20万キロまではオーバーホールしなくても、現在の性能で普通に使えていたと話していましたので、10万キロ=オーバーホールでもありません。
車のエンジンのオーバーホールというのは、何処に依頼をしても同じ性能や状態になることは絶対になくて依頼するプロショップによって全く完成度が変わってきますので、大変高額な費用が発生するエンジンオーバーホールはショップ選びが最も重要です。
エンジンオーバーホールはショップ選びがもっとも重要です。
エンジンオーバーホールそのものが、プロショップの技術と経験、センスに依存した最大のチューニングになりますから、エンジンオーバーホールをする際にはショップ選びこそが最大の注意点であり、間違えたショップを選ぶと後々後悔することになります。
実際に色々なエンジンオーバーホールのサービスをしているショップの話しを聞くことがありますが、余計に性能が悪くなったとか、部品が勝手に交換されているとか、ホーバーホールから10000キロを過ぎた時点で必ず壊れるとか、色々と評判があります。
もちろん、他人の匿名の評判だけを当てにしてはいけませんし、悪意を持って評判を流している人もいるでしょうから、実際に色々な車の集まりに出向いて、実際にオーバーホールを行った人の話を聞けば、大凡のショップの評判と実態がわかってきます。
ただ、一番良いのは自分でオーバーホールを依頼するショップを探していくことであり、普段からオーバーホールをする以前に、日常的なメンテナンスや修理などを依頼して、それでこのプロショップなら信頼できるお店を探しておくと大変スムーズです。
信頼できるプロショップの特徴は儲けよりもコダワリで判断。
以前でしたら、車関係の雑誌に大々的に取り上げられているようなチューニングショップでエンジンオーバーホールをすれば良いと言った間違った価値観が広まっていたことがありますが、最近では本当に信頼できるプロショップに依頼する人が増えています。
信頼できる腕がよいエンジンオーバーホールに対応できるプロショップと言うのは、普段から儲けよりも自分の技術や依頼された仕事にプライドやコダワリを持って対応していることが殆どであり、時には採算度外視で対応することもあるのが特徴です。
この件については、ショップのサイトを見たり数回訪れただけでは分かりにくいのですが、長期間においてそのショップに出入りをしていると自然とわかるようになりますので、エンジンオーバーホールをする前には、何度もショップに行くのがお勧めです。
大抵の場合、腕が良くて信頼できるオーバーホールをしてくれるプロショップというのは、固定のお客さんが沢山いて、そこでエンジンオーバーホールしているお客さんが殆どですから、仲良くなれば車に乗せてくれたりもするので、大凡の判断が出来ます。
プロショップに出入りをするようになり、何度も社長さんと話していると、この人の技術や経験が凄いなとわかってきますし、実際にオーバーホールしている現場を見学させてくれたりしますから、それがないショップであれば依頼しないほうが無難です。