右ハンドルの国産車を左ハンドル仕様に変更は可能なの?

先日、海外のお客さんから、日本の国産車の右ハンドルの車を一般的な海外仕様の左ハンドルの車に仕様変更することは可能なのか?、といったご相談をいただきましたので、早速いつものプロショップの社長さんにこの件を確認することにしてみました。

日本では右ハンドルの車が一般的ですが、海外ではイギリスなどを除き、殆どの車が左ハンドル仕様ですし、国によっては右ハンドルの車が駄目って国もあるらしく、その辺りはよく分からないのですが、お客さんが右ハンドルは駄目と話していた感じですね。

この右ハンドルの車を左ハンドル仕様に変更するってのは、実は想像以上に大変らしくて、プロショップの社長いわく、別にやろうと思えば右ハンドルの車を左ハンドルに仕様変更出来るのですが、コスト的に割に合わないので他の方法がお勧めとのことです。

 

 

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右ハンドルの国産車を左ハンドル仕様に変更は可能なの?

 

では、実際に右ハンドルの国産車を左ハンドルに変更する場合ですが、単純にペダルを交換するとか、ハンドルを交換するとかではなくて、車の設計そのものを大幅に変更する改造が必要になることから、費用や納期などのコストが桁違いにかかるそうです。

このような依頼があった場合のプロショップの対応方法としては、日本の自動車メーカーが海外用に輸出していたり、海外の工場で生産している左ハンドル仕様の車を入手して、それを販売したほうが効率が良いので、左ハンドル車を探すとのことでした。

ですから、一旦右ハンドルの車をカーセンサー等の一括査定で売却をしてから、それからその資金で左ハンドルの海外仕様の日本車を海外から輸入して、最終的な整備や細かな仕様変更などを行い、それをお客さんに売却するのが最適な方法になるようですね。

 

 

車のハンドルの仕様変更は改造よりも買い替えの方が圧倒的に現実的。

 

プロショップの社長の話では、別に右ハンドルの車を左ハンドルに出来ない訳では無いのですが、ドンガラ状態にして、フレームから変更すると言うよりも、ゼロから新しい車を制作するのに近い位の、多額の費用と時間が必要なので非現実的とのことでした。

それとは異なり、日本の自動車が海外で販売している左ハンドル仕様の車を海外から一旦取り寄せて日本で整備を行い、お客さんの国の仕様に合わせた車にしてから、再度輸出したほうがコストも時間も圧倒的に現実的なので、この方法が良さそうですね。

単純にハンドルを右から左に変更する自体も難しいのですが、ダッシュボードやペダルの位置だけではなくて、エンジンルーム内の大幅な変更や、フレームの変更、あまりに改造をする際の負担が大きすぎるので、ハンドルの変更をする場合は買い替えが基本。

 

 

右ハンドルの国産車をなるべく高く売却するには一括査定?

 

右ハンドルの車を左ハンドルに仕様変更したい場合、もう余程の理由でもない限りは左ハンドルの新しい車に買い替えたほうが良いので、その場合は、右ハンドルの車を一旦高くカーセンサー等の一括査定で売却してから、資金を用意した方が効率的です。

その際にはなるべく高く売却をするってのがポイントになりますので、一括査定のサイトに登録をして複数の買い取り業者から見積もりを取り、なるべく高く売却をして現金を用意して、それに自己資金を追加して左ハンドルの車を取り寄せることになります。

一般の人が左ハンドル仕様の日本車を取り寄せるのは難しいのですが、プロショップに相談をすれば大抵なんとかなりますし、その取り寄せた左ハンドルの国産車を整備してくれて、運転する国に合わせた仕様に調整もしてくれますので、相談するのがお勧め。

プロショップでも相当な手間ひまがかかり、新しい車を作るくらいの勢いになる右ハンドルの車を左ハンドルに変更する要望ですが、素人がやろうとしても確実に失敗しますので、貿易に詳しくて車の整備が出来る人がいれば相談するのは良いと思います。


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