車を毎日使っている人でしたら、それ程問題はないのかもしれませんが、都合により長期間車を使わなくなる事も人によっては発生しますので、その際に2ヶ月、3ヶ月、長ければ半年くらいの間に渡って車のエンジンを掛けないことだって普通にあります。
通常は最低でも2週間に1回程度はエンジンを掛けたほうが良いと言われている車に対して、半年以上も駐車場に放置しておくと機械物にとってはよくない状態になりますので、そのような際に簡単にエンジンの調子を見分ける方法についてご説明します。
私の場合、1年くらい駐車場に車を放置したりも普通にやってきていますので、やはり久々にエンジンをかける車の挙動を見ていると、心配で仕方がないのですけど、ドキドキしながら車を見るよりも合理的に確認出来るのであればそちらの方が便利です。
また、エンジンを組んでいるプロのメカニックから教えていただいた方法ですから、普段からこの方法で車のエンジンの良し悪しを見分けられますので、知らないよりかは知っておいた方が損はないかと思います。
エンジンの調子が良いか悪いかを見分けるのはマフラーを確認。
とても簡単な方法なんですけど、車のエンジンが完全に冷えている状態で、エンジンをかけて暫くそのままにしておくと、3分ほどで大体エンジンが温まって回転数がアイドリング領域に落ち着いてくる訳ですが、その際にマフラーに注目をします。
マフラーの出口あたりを見てみて、大量の水滴が振動とともに飛び散っている場合、エンジンはすこぶる調子が良いらしくて、マフラーから地面に大量に水滴が飛んでいるのが確認できて、排ガスの臭いも殆どなく、これなら絶好調の状態です。
それとは反対に、エンジンを掛けてアイドリングが安定してきても、マフラーの出口から全く水が出てこない場合はエンジンの調子がかなり悪くなっている状態であり、その状態になると出てくる排ガスの臭いがかなり臭くなっているらしいのです。
この話をエンジンを組んでいるメカニックから教えてもらって以降は、久々にエンジンをかける際や、バッテリーを一旦充電しないとエンジンが掛からないくらい放置してしまった場合、最初にエンジンの調子を確認するためによく使っています。
別にそれ程題した話ではないのかもしれませんが、お金もかからないですし、簡単にエンジンの調子を判断できる訳ですから、知識として知っておいて損になることはありませんので、海外出張等から帰宅して久々に車のエンジンをかける場合は、是非試していただきたい方法になります。