車を所有していると、稀に友人や会社の同僚、近所の人から車を貸して欲しいって相談されることがあるかもしれませんが、そのような車を他人から貸して欲しいと相談された場合の対応方法は、レンタカーを借りて使ってくださいと一言言えば大丈夫です。
同居している親族から、車を貸して欲しいと言われたらよほどの理由がない限りは断る必要はなく、貸せば良いだけなのですが、親族ではない他人から車の貸し借りの提示を受けた場合、車を貸してもメリットはなく、デメリットだけを背負うことになります。
今は日本全国レンタカーがありますし、軽自動車やコンパクトカーなら一回5000円位で借りることが出来る時代なので、あえて他人に車を借りる必要性はありませんし、一般常識や車社会の仕組みを知っていれば、先ず他人にそのような相談はしません。
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車を貸して欲しいと相談されたらレンタカーを紹介する理由。
車を貸して欲しいと言われたら、駅前のトヨタレンタカー、オリックスレンタカー、マツダレンタカー等に行けば、安心して希望の車を好きなだけ借りることが出来るので、そちらに行って借りてくださいといえばよいだけですし、それがお互いの為です。
もし、レンタカーを借りるのでなく、あなたの車を借りたいって対応をしてくる輩がいれば、単に無償で車を自己都合で使おうってとんでもない輩になりますので、その場でもう三行半を突きつけて、今後は一切お付き合いはしないので消えてくれでOKです。
常識的に考えて、他人の車を無償で借りようって思考を持つ輩は一般常識がないことが殆ですし、レンタカーを借りることが出来ないとかって対応をしてくる輩がいれば、そんな相手に自分の車を貸してしまうとどうなるのか?、危険度がよく分かりますね。
他人に車を貸すと貸した側にも責任が発生すると覚えておきます。
何故?、他人に車を貸してはいけないのか?といえば、色々と理由があるんですけど、最大の理由は車を貸した相手が交通事故を起こしたり、重大な交通違反を起こした場合、車を貸した側にも責任が発生したり、警察から通知が自宅に届くことになります。
その際に知らなかったは一切通用しませんし、他人の事故に対応できる保険の契約をしていなかった場合、賠償金額を請求されたりしますし、保険で支払うことが出来ても、他人の事故で保険を使って自分のノンフリート等級が3下がるのは納得できません。
更には重大なスピード違反をしてオービスで撮影された場合、警察から車の所有者あてに通知が届きますので、その際にかなりの時間を使って警察の対応をしないといけないことや、同時に交通事故を起こすと、加害者として警察から取り調べを受けます。
誰でも簡単にレンタカーを借りれる時代に他人に無償で借りません。
自分が車を所有していなくて、車が必要になった立場を想定すると分かりやすいんですが、これだけ容易にレンタカーを借りることが出来る時代になっているのに、他人から無料で車を借りようとするか?、一般常識がある人ならそんな事は絶対にしません。
また、他人に迷惑をかけてしまいかねない個人間の車の貸し借りは、例えお金を支払ってもするべきではないことくらい常識的に判断できますから、多くの人がカーシャリングとかレンタカーを使って車を必要なときだけ利用しているのを見ても分かりますね。
案外知らない人が多いのが、自動車保険は同居以外の親族以外だと適用されない系や役にしている人が結構いること、保険内容に関係なく他人が車を運転して重大な交通事故を起こしたり違反をした場合、車の所有者にも責任が発生することを覚えておきます。
万が一、車を貸した相手が交通事故をおこしてしまい、自損事故で車が大破したり、廃車になった場合など、車両保険に加入していれば保険を使って車を新しく購入することが出来ますが、車両保険が適用されない場合は、相手との訴訟問題に発展します。