エキゾーストマニホールドの割れは取り外さないと判別不能?

どのような車であっても、エンジンが搭載されている車であるなら、エキゾーストマニホールド、別名タコ足と呼ばれているパーツがエンジンから排出される排ガスを触媒やマフラーに接続しているパーツがあり、このパーツは大変重要なパーツになります。

エキゾーストマニホールドはエンジン内部でガソリンが爆発した際に、高温の排ガスを排出しているパーツであり、平成初期くらいに発売されたスポーツカーであれば、エキゾーストマニホールドをマキシム製に交換しただけでパワーアップが体験できました。

純正のエキゾーストマニホールドの場合は、スチール製かつガサツで内部は空気抵抗だらけのパーツを採用していることもあり、性能はよくありませんが、耐久性はピカイチですから滅多なことでは壊れることはありませんが、社外品の場合は話は別です。

 

 

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エキゾーストマニホールドの割れは取り外さないと判別不能?

 

例えばマキシムワークス製のエキゾーストマニホールドは芸術品と呼ばれる程、綺麗に製造されていますので、これを純正品と交換するだけでも、排ガスの流れの抵抗がなくなり、純正にパワーアップをするのですが、社外品は耐久性が純正に大きく劣ります。

純正品では性能よりも耐久性、誰が運転管理をしても容易には壊れない要件が設定されていますが、社外品の場合、ステンレス製で軽くて性能重視が基本になりますので、どうしても純正品と比較すると耐久性が劣るのですが、滅多なことでは壊れないのです。

しかし、長期間負荷をかけた運転をしていると、エキゾーストマニホールドに割れが発生することがあり、私もエキゾーストマニホールドの割れでプロショップに修理を依頼した事がありますけど、普通に運転をしていたら多分、プロでも判別は難しいですね。

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エキゾーストマニホールドの割れは外さないとわからない理由。

 

エキゾーストマニホールドの割れと聞くと、大きくパーツが割れてしまってそこから空気と極端に熱い排ガスを含む空気が漏れてしまって、エンジンルームが大変な状態になってしまうと思うかもしれませんが、実際の割れはほんの少しだけのクラックです。

そこから圧力がかかっている排ガスがアクセルを踏むほど漏れる状態になりますが、普通に運転していても気が付かないレベルの割れであることが多く、目視でも確認しにくい場所に僅かなクラックが入っている状態では、外して点検をしないと分かりません。

これが、プロでも簡単には分からないくらいのクラックであることが多いので、エキゾーストマニホールドを外すような車両点検をするケース、所謂ミッション交換とか、エンジンを下ろすとか、そのような作業の時に副作用的に見つかることが多いですね。

 

 

エキゾーストマニホールドの割れの修理はプロなら難しくないけど?

 

エキゾーストマニホールドの割れの修理ですが、プロショップであれば、簡単に溶接をしながら修理をしてくれますので、自分でもDIYでできそうですが、正直プロに依頼をして修理をしていただいたほうがよく、後で再修理依頼になると工賃が高くなります。

何しろ、エキゾーストマニホールドの割れの修理は、一度車両から取り外さないといけないこと、ガスケットを新品と交換しないといけなくなること、それらのリスクを考えると、最初からプロに相談をして安心な状態で修理をして頂いたほうがよいですから。

社外品であっても純正品よりは耐久性が劣るというだけで、5年、10年と使っていても全く問題ない事もあれば、1年ちょっとで割れてしまうこともありますが、この辺りは工業製品ですから機会があれば定期的に車両診断を依頼しておくと安心感があります。

最近では、新車はOBD搭載の車両が当たり前になっているので、余程でなければエキゾーストマニホールドの交換は出来ない状態になっていますから、需要が今後は伸びることはないパーツになったとは言え、旧車ならマキシムワークスをつけると感動です。


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