ネットのニュースを見ていたら千葉県船橋市でトヨタのハチロク(イニシャルDのハチロクではなくて、新しい方)が盗難被害にあい、オーナーさんが駐車場に行った所、ブロックの上に車が載せられており、タイヤが4本盗まれ、車内は消化器まみれとの事。
被害総額はオーナーさん曰く、300万円を超えているらしく、被害にあったハチロクの映像をみた感じでは、先ず廃車コースの被害ですね。まだ綺麗な状態の車なんですけど、全体に消化器が巻かれており、これを自分で現状復帰するのは先ず無理です。
一般の車両保険に加入していれば、2年前に購入しているようで、比較的新しい車種ですから社外品パーツはともかく、車両本体に関しては保険でなんとか新しいハチロクが購入できるのでしょうけど、車両本体に加入していなければ、全て泣き寝入りで終了。
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千葉県船橋市でハチロクが300万円の盗難被害?原因は?
今回のハチロクの盗難被害については、車両そのものを盗難しようとしたけれど、セキュリティー等が原因で、エンジンがかからずに車両の盗難を断念し、アルミホイールと社内のオーディオ等を盗み、腹いせと証拠隠滅目的で車内で消化器をばら撒いたのか?
警察に被害届を提出しているとの報道でしたが、仮に窃盗団が警察に逮捕されても、警察は民事不介入の為、犯人に資産があり、弁済する意志がある場合を除き、先ず全てが自己責任になるのが日本の現状で、窃盗団も大した罪にはならず、すぐに出てきます。
逮捕されても窃盗団の顔写真等も報道されない事も多く、常に被害者が泣き寝入りするのが、日本の車両盗難、車上荒らしの現状であり、政治がこの現状を改善するつもりも全く無いので、これからますます同様の被害は増えるでしょう。原因は駐車場です。
青空駐車場に車を保管するのは自殺行為の時代?
今回のハチロクが車両盗難の被害に遭遇した映像がメディアで報道されていましたが、予想通りに駐車場はセキュリティーのない青空駐車場でした。こんな場所に高価な車を保管していたら今の治安が悪化している日本では、盗られた方が悪いってなります。
車両のオーナーには、勝手に他人の駐車場に保管などはしておらず、一切の落ち度はなく、全て犯人が悪いってのが大半の日本人の意見でしょうけど、いくらそれを主張しても、自分の車を窃盗団から守ることは出来ない時代になっている事を理解するべき。
車を青空駐車場にしか保管できないのであれば、一般の車両保険に加入するのが常識な時代になっていて、保険会社の友人が話してましたけど、現在の車両保険は自損事故から守るのではなく、無保険車との事故、盗難時の被害から守るための保険だそうです。
青空駐車場だとカーセキュリティーをつけても意味がない?
車にクリフォード等のカーセキュリティーをカスタマイズして、専門業者が正しく取り付けていれば、窃盗団でも簡単には車を盗むことは出来ず、その間に大音量のサイレン等が鳴り響き、それで人目につくことから、車両盗難から車を守ることができます。
ただし、今回のハチロクの盗難被害のように、カーセキュリティーをつけていたのが原因なのか?、車本体を盗むことが出来なかった場合、犯人が激情してホイールやオーディオを盗んだ後に、車本体を破壊したり、消化器を撒き散らしてきたらどうなるか?
カーセキュリティーでは対応ができません。駐車場に監視カメラが複数取り付けているとか、夜でも明るい照明で管理されている等の場合、窃盗団から狙われにくくなりますけど、夜は暗くなり、人気もない青空駐車場の場合、カーセキュリティーは無意味?
日本の治安が良いってのは過去の話であり、治安が悪化していますので、400万円を超えるような車を購入して、多額の費用をかけて改造を行っているような場合、青空駐車場で保管していたオーナーが悪い、自己責任になりかねない嫌な時代になりました。