車を保管していると、別に運転していなくても日々状態が劣化していきますので、定期的なメンテナンスが必要になってくるんですけど、その中でも案外知らないし、中々気がつかない人が多い、タイヤの空気圧の問題についてご説明したいと思います。
ご存知車には、どのような車であってもタイヤが付いていて、大抵は個人向けであれば4本のタイヤで構成されている車が殆どであり、フェラーリだろうが軽トラだろうが、その辺を走っている車のタイヤを見れば本数はどれでも同じですね。
かつては、オート三輪と呼ばれている車もあったようなのですが、最近ではオート三輪の車を見ることは殆どありませんので、逆にそのような車が走っていれば、多くの人が珍しがって振り向いたりするくらいではないでしょうか?
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タイヤの空気圧は定期的に点検しないといけません。
車のタイヤはゴムで出来ているんですけど、そのタイヤのすべてがゴムではなくて、中身は空洞になっており、そこに空気を入れてから重さ1トンを超える鉄の塊を4本のタイアで常に支えているため、車のタイヤには相当な不可が常にかかっています。
その為、車を運転していようが全く運転していなかろうが、車のタイヤの空気の量は次第に抜けていくことになりますから、その空気の量が一定量よりも少なくなってしまうと、車のタイヤが本来の性能を出せなくなりますので、定期点検が必要になります。
この空気圧について、よく分からなければ、風船で例えれば何となく分かるかもしれませんが、空気を入れた風船であっても時間が経過すると段々しぼんできてしまい、最後には空気が抜けてヘタってしまうのとよく似ています。
タイヤの空気圧が少なくなって基準値を下回ってくると、段々燃費が悪くなるとか、車のグリップ性能が落ちるなどの問題が出てくるのですが、プロのレーシングドライバーや車に詳しい人ならともかく、その辺の普通の主婦の人にはこの違いは分かりません。
ですから、1ヶ月に1回、2ヶ月に1回程度、タイヤの空気圧の点検を行うのです。
タイヤの空気圧の測定と設定は近くのガソリンスタンドで無料。
では、タイヤの空気圧をどうやって確認して何処で適正な空気圧に設定すればよいのかと言えば、実はそのへんのガソリンスタンドに行けば、必ず空気圧を測定する装置が設置されていますので、それを使えば無料でタイヤの測定と設定をすることが出来ます。
これまで、日本のガソリンスタンドで空気圧の測定器をおいていない店舗を見たことがありませんから、日本国内であれば何処のガソリンスタンドに行っても、一言店員に挨拶をして無料でそれを使って空気圧を測定した後、設定することが可能になります。
タイヤの空気圧の測定方法は、そのゲージと呼ばれている空気圧の測定器によって若干変わってくるんですけど、ゲージの使い方はガソリンスタ度で聞けば丁寧に教えてくれますし、使い方もホイールのゴムキャップを外してゲージの先端を指すだけです。
タイヤの空気圧の適正値は車やタイヤによって異なるので事前確認。
空気圧の測定がおわると、空気の量が多すぎないか、空気の量が少なすぎないかを確認したのち、ゲージを使って調整していくんですが、この空気圧の適正量は車やタイヤの種類によって異なってくるため、事前にタイヤ販売店か車を整備している工場に確認しましょう。
私の車の場合は、空気圧の適正値は2.2らしいので、毎回それに合わせてガソリンスタンドに行ってゲージを使って空気圧の調整をしていますが、これまで一円もお金がかかったこともはありませんし、空気圧でのトラブルになったこともありません。
最近では、携帯型で空気圧を調整する為のゲージも売られていますので、普段からタイヤの空気圧が気になる方でしたら購入しても良いかもしれませんが、個人的にはガソリンスタンドに行けば良いので、あまり必要ないかとは思います。