最近はどうなのかよく知りませんけど、10年位前に発売されていた車の専門雑誌などでは30万円メニューとしてエンジンオーバーホールが頻繁に宣伝されていて、走行距離が10万キロを超えたらオーバーホールをしましょう的な宣伝がされていました。
確かに10万キロを走行していると、エンジン内部は問題なくてもウォーターポンプや汚れの蓄積などが溜まっていて、次第に本来の性能が発揮できなくなってしまっている事も多いのかもしれませんが、私が自分のエンジンで試した結果は違っていました。
私も10万キロを超えていて、15万キロ前後の時に一旦エンジンを下ろしてフルオーバーホールをチューニングショップにしていただいていますけど、その際にエンジンをすべてバラした状態はとても綺麗で20万キロ迄は全然普通に使えますとの事でした。
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走行距離が10万キロを超えてたらオーバーホールの噂は嘘なの?
実際に私の車のエンジンをフルオーバーホールした際には、20万キロまでは余裕で持っていましたね、とチューニングショップからアドバイスをいただいたのですが、エンジンの使い方は管理方法や元々のポテンシャルで全く変わってくるのが現実です。
その為、10万キロでエンジンのオーバーホールをしたほうが良い話に関しては、メンテンスもいい加減でろくにオイル交換もしてこなかったような車を基準にして考えられているような気もしていますので、普通であれば20万キロ位は持つのかもしれません。
ですから、すべての車のエンジンが20万キロまで快適に使えるというわけではないですし、点火コイルやプラグコードなどの消耗部品はその都度交換をしてきていますので、あくまでエンジン本体のオーバーホールにはもっと余裕があると言った話です。
これからエンジンのオーバーホールを検討している人には参考にしていただきたいんですけど、私が20万キロまでなら全然余裕でしたね、とオーバーホール時に説明されたエンジンがどのようなものだったかについてご説明したいと思います。
マフラーから常に水滴が飛び散っているエンジンなら絶好調。
私の場合は、特にエンジンに不具合があるとか、車の調子が悪いとかでエンジンのオーバーホールをしたわけではなくて、調子はとてもいのですが、とある理由によりチューニングショップのご好意もあり、それでフルオーバーホールをする事になりました。
当然ですが、エンジンのオーバーホールをする前とした後では、車が全く別物と思えるほどの挙動になっており、流石はプロの技だなと驚いたものなのですが、どうやら相当なあたりエンジンだったらしくて、それで伸び代が極端に高かったようです。
それで、エンジンオーバーホール前に確認していたのは、エンジンを始動して最初の5分間はその場じっとアイドリングさせていると、マフラーから大量の水がでてきますのでこの状態であればオーバーホールの必要性はないような気がします。
エンジンのオーバーホールをする時にはする理由をよく考えます。
チューニングショップの社長曰く、このようにマフラーから大量の水が出ている状態は車のエンジンが絶好調なので、それで排ガスの匂いも殆どないのであれば、全然大丈夫ですよと話していましたので、この状態にあるかを確認すると良いかと思います。
エンジン自体がバラしてみないとわからない部分もありますけど、普段から全く原因不明の不具合が出る事なく、マフラーからも水滴が飛び散っているのであれば、走行距離が10万キロを超えていてもエンジンのオーバーホールは恐らくは不要だと思います。
これらは絶対ではなくて、私の車の話になりますので、判断は自己責任になるのでしょうけどエンジンのオーバーホールを検討している人で、調子を取り戻したい人の場合は走行距離が10万キロを超えたからといって、焦る必要はないのではないでしょうか?