エンジンのオーバーホールは自分で出来る?|無理でした

車を購入するとDIYと言って、自分でプライベートでメンテンナンスをする人も少なくなくて、自分で板金塗装をやっているなどをネットで公開している人もいらっしゃいますけど、私の経験上板金塗装は自分ではやらないほうが無難だと思っています。

そもそも、素人が凹んだフェンダーをハンマーで叩いても簡単には元の形状に戻りませんし下手に叩くと金属が薄くなったり変形したりする以前に、あまりの騒音が発生する為、近所迷惑になってしまうことから、専用工場でもない限りは無理だと思いました。

塗装ルームもないですし、焼付け塗装も、パテを乾燥させる部屋もない上に、素人ですから板金塗装の技術なども全くありませんので、ないないづくしの素人が板金塗装に手を出す位なら最初からプロの職人さんに任せておいた方が精神的にも良いといえます。

そんな感じで、板金修理に自分でチャレンジした際には速攻で諦めてしまうことになったんですけど、事もあろうにエンジンのオーバーホールも自分でできるかもしれないと思ってしまって、実際の作業をするところをプロショップに見せて頂きました。

 

 

目次

エンジンのオーバーホールを自分でやるのは100%無理だと判断。

 

普段から大変お世話になっている、チューニングショップの社長さんがエンジンのオーバーホールをする際に、見に来てもらっても構わないと快く了承してくれた為、エンジンのオーバーホールも自分で出来るのかもしれないと思って工場にいきました。

結論から言えば、エンジンのオーバーホールは素人では100%無理だとすぐに分かりましたし、エンジンを車から降ろす作業自体が専用のクレーンとか工具がないと出来ませんし、エンジン周りの部品のバラし方なども素人では無理な作業ばかりでした。

チューニングショップの社長さんに相談をしても、流石にエンジンのオーバーホールは素人では無理なので絶対にやめたほうが良いと言っていましたし、エンジンを下ろすところからもはや素人お断りの状態ですから、エンジンはプロに任しておくべきですね。

それから、数週間ほどかけてエンジンのオーバーホールが始まるわけですが、ヘッドをばらしてブロックをばらして、クランクシャフト等のバランス取りや面研等を専門業者に持ち込んで加工するなど、エンジンのオーバーホールは本当プロのワザですね。

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エンジンのオーバーホールで素人が参加できる作業はありません。

 

エンジンのオーバーホールの作業を見ていても、何か素人の私でも出来る作業はないかと思って色々と見ていたんですけど、素人ができるような作業は全くありませんし、そんなことをしたらプロの仕事の邪魔になるので、黙って見学をすることになります。

こんなに時間をかけて手間暇をかけて、バランス取りをしながら消耗部品を新品に変えていき、エンジンを新車以上の状態に蘇らせるエンジンのオーバーホールですから、よく言われている30万円で出来るような仕事ではないことがよく分かります。

エンジン内の摩擦係数を下がるために特殊なコーティングをピストンに施したり、重量合わせや誤差の習性などの補正のために、細かな裏技のような職人しか出来ない技術で対応したりと、こんなのは見ているだけでも普通の人には無理な話ですね。

 

 

エンジンのオーバーホールの現場を見せてくれるプロに相談がお勧め。

 

板金修理に関しては、一旦自分でやってみたものの、バンパーやフェンダーを取り外すことくらいは出来ましたけど、フェンダーの凹みを修理するのは5秒で無理だと判断でして結局修理工場に持ち込んで板金修理をすることになりましたが・・・。

エンジンのオーバーホールの場合は、自分で何もすることなく、プロがエンジンを車から降ろす作業だけを見ても素人が関われるメンテンナンスではないと判断できた上に、ヘッドやブロックをばらしていくのを見ているだけでも芸術の世界だったのです。

エンジンのオーバーホールをしたくなったら、最初から信頼できるプロの業者に依頼をして、やっている作業を見学しても良いと快く対応してくれるプロショップや手伝ってもらっても構わないと快く了解してくれるプロに相談をすると色々と勉強になります。

通常、プロは自分の作業をしているところ見せてくれない人が多いと思うかもしれませんが、相当な自信があるプロショップの場合は、エンジンのオーバーホールの現場を快く見せてくれますし、作業の説明をしながらでも余裕の対応をしてくれるのです。

ただし、それにみあった工賃は必要になりますけど、当然の対価だと思っています。


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