車を運転していると、いきなりまっすぐ走らなくなり、ハンドルから手を離すと車が右側に傾いていて移動するとか、左側に傾いて移動する・・・、突然、このような状態になった場合は、大抵車のタイヤがパンクをしていることが殆どになります。
その為、最近のタイヤはパンクをしてもある程度は走行できるような構造になっているタイヤもあるのですが、高速運転をしていると大変危険な為、早い段階でこの異常事態がパンクによるものである事を確認して、速やかに車を停車させることが重要です。
ただ、初心者の方の場合や、このような症状になるのが初めての方の場合、いったい何が発生しているのかすら分からない状態になることも少なくなくて、中にはパンクをしていることに気がつかないまま、そのまま車が傾くな・・・なんでだろうと思いつつ、そのまま運転をしている人もいるかもしれません、私も最初はそうでした。
走行中に車がパンクをすると、車が左側、右側に傾いて走り出します。
走行中に車がパンクをした場合、イメージ的にはすごい大きなパーンといった感じの爆発音のような音が聞こえるとか、その場でガリガリとホイールを擦って走るような状態になるイメージがあるかもしれませんが、実際にはすぐにはそうなりません。
緩やかに空気が抜けていき、突然ハンドルが重くなるとか、ハンドルを右か左に捻らないとまっすぐ走行しなくなるとか、少しづつ車の状態がおかしくなっていくので、分からないまま運転をしてしまいがちですが、おかしいと感じたら即、車を停車できる場所を探して停車するのが基本になります。
注意点としては、人が多く搭乗している車の場合は、この症状が発生してもわかりにくいことが多いので、初心者の方の場合は、普段の運転と少しでも違うと感じた時点で、直ぐに安全確認を取る事をお勧めいたします。
突然パンクをしてもある程度の距離はそのまま運転できるようになっています。
現在の車やタイヤの場合、パンクをしていてもそれほど速度を出さないのであれば、自宅に戻って帰れるくらいの余力はありますので、焦ってしまわずに、JAFのようなロードサービスを呼べるのであればその場で電話をする、できないのであれば、一応任意保険の会社に電話をしておきます。
ただ、パンクをして運転をすると、当然ですが、タイヤ本来の性能が発揮できない為、大変危険な状況になることも多く、特に悪天候の際には急激にグリップが落ちてしまいますから、とにかく慎重に自宅や整備工場まで運転していくことになります。
パンクに関しても、車によってはスペアタイヤを積んでいる場合もありますので、必要であればスペアタイヤに交換すれば良いのですが、これまでタイヤ交換を自分で行ったことない人がやる場合は、余計に状況が悪化する場合もあります。
その為、パンクをしたまま、ゆっくりと自宅まで一度戻り、そこで専門業者に連絡をしてパンクの修理を依頼するとか、契約者であれば、JAFやソニー損保などに電話をして、自宅にレスキューを呼んで、タイヤ交換などをしていただくとスムーズです。
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