発熱対策でカーボンネット購入時や加工時はプロに相談

特にスポーツカーのオーナーさんに多いんですが、ある程度車の改造をしていくと、ボンネットの交換に行き着くようになり、そこで軽量のカーボンネットと呼ばれている軽いボンネットに交換をしたり、社外品のボンネットに交換をする人が多くいます。

ボンネットを交換する理由については、軽量化もあるのですがポルシェの車やNSXのようなエンジンが後ろ側についているMR車を除き、FFやFRの車はボンネット内にエンジンが搭載されている為、想像以上に排熱がされている為、高温にされされています。

純正で車を利用する分には流石にメーカーも問題が無い設計でボンネットやエンジンルーム内の設計を行っている為、全く問題がないですがスポーツカーでよくされているパワーを上げるチューニングを行った場合は純正ボンネットでは排熱が厳しくなります。

特にエンジンをフルチューンするとか、NAをターボ車に改造するとか、ターボ車のタービンをより巨大なものにしたり、エキゾーストマニホールドをマキシムの高性能なパーツに交換をしたり、フルコンやサブコンでCPUを書き換えると発熱は大幅UPです。

 

 

目次

カーボンネット購入時やボンネット加工時の注意点。

 

スポーツカーの改造、いわゆるチューニングを行う度に、確かにパワーやトルクは向上していくんですけど、それに比例して必ず発熱も上昇していきますので、熱対策が重要になりMR車以外はボンネットの中の温度を下げることは大変重要になっていきます。

そこで、発熱がこもりやすい構造になっているエンジンルーム内の発熱を効率よく外に出すことにあわせて、冷たい空気をボンネットの中に取り込み、エアークリーナーから冷たい空気をインマニに吸わせるような配置換えをすることもあるくらいです。

しかし、最大の問題であるボンネットの構造を変更しないことには、熱い空気の排熱と冷たい空気の取り入れのバランスがどうしてもうまく調整出来なくなりますので、そこで行き着くのが、カーボンネットの購入とボンネットを加工することになります。

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カーボンネットへの交換とボンネットの加工はどちらもメリットとデメリットがありますし正しい知識を持ってそれを選択しないと全く意味がないパーツを購入してしまったり、ボンネットを破損させてしまい余計な修理代金がかかってしまうことになります。

 

 

選択するべきボンネットは後方から排熱がされるボンネット。

 

私もエンジンチューンを行った際に、チューニングのレベルが高すぎて、エンジンが相当な発熱をするようになり、あまりの発熱の凄さにガソリンが沸騰してしまう状態になってしまって大変危険なので、カーボンネットの取り付けを検討してことがあります、

プロショップにボンネット内の発熱と排熱について相談をしていたんですが、市販のカーボンネットは見た目だけの商品が多くて、実際には排熱と冷たい空気の取り入れが出来ておらず、取り付けても軽量化以外は意味がない商品の話しを聞かされました。

これは、ボンネットの加工を自分でする場合も同じで、雑誌などに自分でDIYでボンネットの加工をした人達も沢山掲載されているんですが、見た目は排熱が良さそうでもプロが見たら全く意味がない事をやっている人が多いらしくて、それがポイントです。

 

 

エンジンルーム内の発熱についてはプロショップに相談がお勧め。

 

ボンネットの排熱を最大限に考えた場合、後方から排熱をするような構造が最も好ましいらしくて、風の抵抗などを無視して空気を取り入れるエアダクトを追加しても全く意味がないだけでなくて、空気抵抗になるだけの無駄な状態になっています。

結局、ボンネットの加工もカーボンネットに交換もしなくて、エンジンルーム内の発熱を大幅に抑えて外に出し、冷たい空気を取り込めるような方法をプロショップから教えていただいたので、料金3000円位で発熱問題から開放されることになりました。

この辺は車によって事情も変わってきますし、チューニングの具合によっても変わってきますが、経験豊富なプロショップに相談をすれば、最も適切な対応をしてくれますから、ボンネット内の発熱に困った場合は一度プロショップに相談するのがお勧めです。


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