車を友人に貸したら交通事故を起こして大揉めになった話

絶対にやってはいけないこととして、子供の頃から連帯保証人にだけは絶対になってはいけないと、ご両親から教育されている人も沢山いると思いますけど、自分名義の車を他人に貸してはいけないと教えて頂いている人は想像以上に少ないので驚く限りです。

実際に私の後輩がスポーツカーを購入したのですが、その話を聞いて後輩の友人たちが車を貸してくれと相談していたらしく、断ればよいのに何度もお願いされてしまって、交代で友人に無償で購入したスポーツカーを貸してしまい、大事故を起こしました。

これ、詳しい人ならご存知でしょうけど、交通事故を起こした場合、もちろん一番悪いのは運転をしていたドライバーになるのですが、車の名義人も同等以上の責任に問われることが多く、警察や事故の相手などからも頻繁に連絡が来ることもよくあります。

 

 

目次

車を友人に貸したら交通事故を起こして大揉めになった話。

 

後輩が真っ青な顔をして相談をしてきたので、またなにかやらかしたのかと思ってみたら、自分名義のスポーツカーを友達に貸したら、対向車と衝突事故を起こしてしまい、相手が面倒な相手らしくて、自分宛てに連絡が来るので困っているとのことでした。

正直、こうなってしまうと、もう弁護士に相談をするしかありませんので、私に相談をされても困りますし保険会社に任せれば良いものの、保険会社も担当者によってはいい加減な対応をすることもありますし、事故の相手が常識がない場合は本当に面倒です。

一番悪いのは後輩の車を運転していて、技術もお金もないのに調子にのって対向車と衝突事故を起こした輩なのですが、この輩は真っ先に逃げてしまって、何も対応はしないし賠償についても知らないと言っているらしく、もう後輩が責任を取る事になります。

 

 

他人に平気で車を借りるような輩とは縁を切るべき理由。

 

友達といえば、大変便利な言葉ですけど、実際に友達というのは自分が困ったときに真剣に相談に乗ってくれたり助けてくれるような相手のことであり、逆の立場になった時には自分が友達を助けるから、本当の友達と言えるのですが、嘘の友達が多いです。

先ずですね、本当に友達と言える場合、一般常識があれば他人の車を運転しようとは思いませんし、貸してくれなんて相談は絶対にしませんので、スポーツカーを購入したから貸してくれって輩がいれば、連帯保証人のお願いをしてくるのと同等と考えます。

もちろん、友人と運転中に疲れてしまい、運転を変わって欲しいと自分からお願いしたり、友人が善意で、疲れているので運転を代わるのは別ですけど、金の無心と同じで車を貸してくれって時点で、もうその相手は友人ではなく他人なので縁を切るべきです。

 

 

交通事故を越した相手がまっさきに逃げてしまい戸惑う後輩。

 

結局、車を借りて対向車と衝突事故を起こした後輩の友人、まあ、実際には友人とは言えない非常識な輩なのですが、支払能力もなく、後輩に保険で何とかしてくれと一方的に連絡をしてきて、警察の対応もやっておいてくれと意味不明な感じで逃げました。

警察に関しては、運転していたドライバーから事情徴収を行いますので、行政処分も含めて民事とは異なり逃げることは出来ませんから、それは放置で良いのですが、民事の場合は車の所有者に殆どの責任が要求されることが多く、今回もそのパターンでした。

保険についても年齢制限とか本人限定をつけている場合、他人が運転をしていて事故を越してしまったら、保険適用外になるのが普通ですから、後輩はパニックになっていて、交通事故の相手から罵声の電話がかかってくるなど、手がつけれない状態でした。

 

 

交通事故を起こしてしまった後は弁護士以外は対応ができない?

 

こうなると、もう弁護士以外には対応ができなくなりますし、下手に介入して交通事故の相手を交渉などをやってしまった場合、相手が警察に被害届を出す恐れもありますので、相談された場合も対応できませんから、他人には絶対に車は貸さないことですね。

一般常識があって支払能力がある人でしたら、他人の車を借りる位なら、レンタカーを借りるとか、自分で車を購入しますので、友人を自称して車を貸してくれと相談してくる輩が居た場合、支払能力は先ず無いと思って、縁を切るなどの対応がお勧めです。

対人対物無制限が基本ですし、本人限定や年齢制限を撤廃するのが自動車保険の基本ですが、それでも、自分や家族が運転するのが前提になっているわけで、全く関係がない他人に車を貸してしまうと、連帯保証人になるよりも悲惨な結果が待っている訳です。


カーセンサー.net簡単ネット査定





【無料】最大17社の自動車保険を一括見積もり



スポンサードリンク