普段、専門のプロショップで信頼ある車のメンテナンスをしている人でも遠出などをした際にエンジンオイル交換とか車両トラブルになった場合の整備などを出先の自動車修理工場に依頼することがあると思いますが、オートバックスでトラブルがありました。
そのトラブルというのが、日本列島横断をするくらいの運転をしていた際に、出先で出発から3000キロ以上走行をしていたので、オートバックスで一度エンジンオイルを交換しようかな?と思い、あまり良いオイルが無いのですが、交換を依頼しました。
それで、車をオートバックスに預けて待機していると、なんか放送で呼ばれたのでピットの方に行ってみれば、なんでも、お客様の車は違法改造車なので、整備を受け付けることが出来ませんと言われてしまい、なんか納得出来ないけど、断られた感じです。
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オートバックスでお客様の車は違法車両で整備不可。
別に違法改造車と言われても、エンジンとかミッション等の見えない部分はかなりの手入れをしている車なんですが、マフラーや外見はノーマル状態ですし、車検に受かっている車なので、一体何が違法改造車なのか?、ちょっとイラッとして確認をしました。
オートバックスの説明するには、なんでも車のタイヤがフェンダーから一ミリ位はみ出てしまっているとのことで、糸を上からぶら下げてフェンダーとタイヤに当ててみると、目視では確認できない程度なのですが、ほんの微かにタイヤがハミ出ている状態。
これでは、違法改造車になりますので、オートバックスで整備できませんからお引取りくださいとか、警察を呼ぶとかいい始めたので、勝手に警察を呼んでも構わないし好きにしろって感じで、なんだこの対応は?、地方のオートバックスってこんな感じ?
長距離を走行しているとアライメントがずれる事がある。
基本的にスポーツカーなので、タイヤのゴムがフェンダーからギリギリはみ出さない状態のデザインになっている為、本来であれば、1ミリもフェンダーからタイヤがはみ出すことはないのですが、長距離を走行していると稀にアライメントがズレたりします。
特に地方は悪路が多く、離合する際に縁石を踏んだまま数百メートルも移動しないといけないような道路も沢山あり、3000キロ以上一回の遠出で走行していると、ガンガンタイヤが縁石にぶつかったり、悪路の長期運転で微妙にアライメントがズレてきます。
その結果、シビアなアライメント調整をしているスポーツカー等は、ほんのかすかだけ、タイヤのゴムがフェンダーから出ることがありますので、アルミホイールの組み合わせをよく考えないと、今回のような違法改造車扱いされてしまうことがあります。
普通に走行していると滅多にない違法改造車トラブル?
一般的に、自宅を出てから3000キロ以上も車を運転する人ってあまりいないと思いますし、都会のような整備された道路ではなくて、未舗装のスーパー林道のような悪路、大型バスが通るけど片側1車線の道路など、田舎ではアライメントによくありません。
その結果、自宅を出る前に整備工場でアライメントをギリギリにとっていた場合、日本全国を移動しながら悪路もガンガン走行していると、アライメントは絶対に狂ってきますので、アルミホイールのデザインやタイヤのデザインも考慮しないといけません。
まあ、本来であれば3000キロ程度でエンジンオイルの交換はしなくても良いのですけど、一回で500キロとか1000キロ位の長距離を一気に運転した場合は、エンジンオイルの劣化も激しく、交換したくなりますけど、普通に運転していると先ず大丈夫です。
相当な距離を運転する人、地方の縁石を踏まないと離合できない道路、舗装されていない悪路などで車高が低い、速度重視のアルミホイールでアライメントの設定を出している場合、このようなトラブルが稀にありますので、一応、注意しておくのがお勧め。