公道最速のスポーツカーチューニングは足回り

今から、20年ほど前は日本の国産スポーツカーが最も盛り上がった時期で、車種ごとに専門誌が発行されていたり、チューニングショップの社長さんも当時は売上が今の6倍から10倍はありましたよって苦笑しているくらい、沢山お客さんがいたそうです。

そこで、それだけスポーツカーを購入する人、その後に改造をしてチューニングを施す人が沢山いたので、純正品は駄目だから、社外品を購入しましょうって記事が沢山量産されて、実はそれがステマ記事で必要ないパーツを買わそうとしていた状態でした。

GTウイングが良いとか、マキシムのエキゾーストマニホールドがよいとか(これは実際に高性能ですが耐久性はイマイチ)、兎に角、どの専門誌も純正品を否定してから、その後にスポンサーの社外品パーツを褒め称えるという、何というステマ状態でした。

 

 

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公道最速のスポーツカーチューニングは足回り

 

今でも、平成初期から発売されていたスポーツカーの専門誌をたくさん持っていますし、お世話になっているプロショップに行けば、沢山揃っているんので、社長に相談をすればいつでも見せて頂けるんですが、どれも社外品パーツを買わせる事が前提です。

しかし、どの記事を見ても公道最速のスポーツカーのチューニングとは程遠い内容になっていて、これじゃ廃刊になるわー、って感じで懐かしながら専門誌を見ているんですが、お世話になっているプロショップの社長さんも記事に出てて若いので笑えます。

色々とスポーツカーのチューニングを見てきましたが、個人的にこれは早いと感じたスポーツカーは足回りのチューニングを重視している車であり、他にも全体的にチューニングしていますけど、足回りを本気でやっている車は公道で本当に早かったです。

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何故?足回り重点的にやっている車が速いのか?

 

これ、私もプロショップの社長さんと仲良くなるまで知らなかったんですが、本気でチューニングをしているスポーツカーについては、本当のGTレースのメカニックがワンオフで設計している非売品のパーツをふんだんに取り付けていて、それが凄いのです。

特にサスペンションは、GTカーのサスペンションを制作しているプロのメカニックが特注で制作をしていて、そのサスペンションを取り付けているとコーナリング性能が異常によくなり、理由はよくわからないのですが、公道で速く走行することが出来ます。

峠道とかで運転をすると、エンジンフルチューンで400馬力とか500馬力にしても、それをフルに活用することは不可能で、エンジン性能はレスポンス重視で、ブレーキやボディーは一般的な補強でも問題はなく、後は特注品のサスペンションで差が出ます。

 

 

プロ仕様のワンオフ品は簡単に入手できないのがネック。

 

オーリンズとかテインとかのサスペンションも色々と試してみましたけど、GTカーを制作しているサスペンション担当のメカニックがワンオフで制作をしたサスペンションは次元が違うというか、これがあるとないとでは、峠のコーナリングが全然違います。

ネックとしては面接をして色々と判断をされましたが、プロ相手にも納得できない運転をすると、金を放り投げてサスペンションを回収するって真顔で話していましたので、金を払えばいいだろうって人だと、恐らくは入手するのが多分、不可能だと思います。

後は、ワンロット単位で制作をするので、費用が200万円を超えることなんですが、レース用の特注品でサスペンションをプロが制作をしてくれるとなると、これでも安い方というか、利益はあまり出ていない状態でしょうから、本当に善意でやってくれます。

マフラーとかブレーキ、GTウイングなどは、走っている車を見れば、すぐに判別ができますが、サスペンションの場合は、見た目での判別が不可能なので、何故?あの車はあの速度でコーナリングが出来るのか?、その秘密は実はプロがやってますですね。


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