夏場の高速道路でガス欠になる理由とトラブルを防ぐ方法

これから暑くなってくると、車の運転をしている際には窓を開けて運転をするか、エアコンを常時利用しながら運転をしていくか、暑いのを我慢してから運転していくかのどれかになる訳ですが、大部分の人はエアコンを使って暑さ対策をしています。

車のエアコンは車種にもよるんですけど、特にスポーツカータイプのエアコンは特に強力になってる物が多く、基本二人乗りの車なので車内も狭いため、比較的エアコンの効きが良いことが多いのですが、ワンボックス等の広い車はその反対になります。

夏場にエアコンで冷却をする場合は、エアコン自体を車のエンジンを掛けてる最中でも常に稼働させている事が多くなりますから、車の運転中=エアコンが稼動中の図式になりますからその間コンプレッサーが常に動いているので、燃費が急激に悪くなります。

 

 

目次

燃費が悪くなっても出力が落ちてもエアコンを使うしかない理由。

 

また、エアコンを使うと車のエンジン出力が必ず落ちますので、普通の車ならそれほどわからないかもしれませんが、軽量フライホイールを付けているサーキット仕様の車などはエアコンを稼働させるとかなり運転が不安定になってしまう事が殆どです。

しかし、車の出力が多少落ちようが、燃費が悪くなろうがエアコンを付けないと暑くて仕方がないのも事実ですし、大渋滞で窓を開けても空気が車内に入ってこないような状況下では、エアコンを使わないと車の中で熱中症になってしまう恐れもあります。

夏場になり、エアコンを多用するような環境になった際に普段はガス欠などをしないある程度運転に慣れている人達がガス欠になってしまうのは、大渋滞やエアコンの使用による燃費の悪化が原因である事も少なくないので、ガソリンは常に満タンが基本です。

 

 

夏場に長距離移動をする場合は必ずガソリンを満タンにします。

 

暑い夏場の高速道路等で想像以上にガソリンの消費をしてしまう状態により、ガス欠の症状を防ぐ方法はたった1つであり、それは常にガソリンを満タンしてから高速道路を移動することですから、ケチって1000円分とかの給油をしてはいけません。

高速道路でガス欠をしている殆どの人が普段からガソリンを満タンにしない人であり、いつもの感覚で2000円分とか20リットルとかを給油しておけば良いとの判断で軽い気持ちで運転をしてるんですけど、暑い夏場のガソリン消費はそれを凌駕しています。

確かに、ガソリンを満タンにすると車がかなり重くなりますので、燃費が悪くなることを懸念している人も少なくないのですけど、高速道路の場合は車が重くなることよりも、ガス欠、いわゆる燃料切れにならないことの方が重要になります。

ガソリンタンクは50リットル位から70リットル位の大きさがあるのが普通ですから、満タンにすると大人一人分が車に乗っている状態になるため、それを嫌う人も少なくないんですけど、ガス欠で立ち往生してしまうとそれに掛かる時間コストが大変です。

JAFに加入しているとか、ロードサービス付きのソニー損保等の保険会社と契約をしているのであれば別でしょうけど、そうでない場合は、高速道路でガス欠になるとかなりの費用を請求されてしまい、燃費や車の重さどころの話ではありません。

 

 

普段運転に慣れている人でも長距離のエアコン渋滞には慣れていない。

 

普段から車の運転に慣れている人であっても、長距離運転かつ暑くてエアコンを常時稼働させないといけない状態で、大渋滞が発生している場合は、普段とは違って想像以上にガソリンが減っていくことになりますので、油断も大敵もありません。

これは、実際にその状況にならないとなんとも判断ができませんから、ベテランのドライバーでもこれまでの経験や予測が役に立たないこともありますので、不慮のガス欠を防ぐ方法としては、夏場の長距離移動時にはガソリン満タンで対応しておきます。

エアコンが消費する電力はガソリンが全て賄っていて、オルタネーターが発電をしているとは言え、その動力のもとになっているのはガソリンそのものですから、普段よりもエンジン出力が落ちる分、アクセルを踏み込むことになり、燃費が悪化します。

更には、数十キロ先まで大渋滞になってしまっていると、更に燃費は悪化します。


カーセンサー.net簡単ネット査定





【無料】最大17社の自動車保険を一括見積もり



スポンサードリンク